千里天神、江戸中期の本殿、1月14日に無形民俗文化財のとんど祭
[住所]大阪府豊中市上新田1-17-1
[電話]06-6834-5123
上新田天神社(かみしんでんてんじんしゃ)は、大阪府豊中市上新田にある神社。近代社格では村社。法人名は天神社。千里天神(せんりてんじん)と通称される。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建は不詳だが、上新田村の開墾により、江戸時代前期の貞享3年(1686年)に現在地に社殿が再建された。御祭神は、菅原道真公。宇迦之御魂大神を相殿に祀る。
この際の本殿が現存しており、市の有形文化財に指定されている。木造の一間社流造で正面の幹に唐破風を据え、屋根には柿葺。
身舎部(もやぶ)で桁行1.53メートル、梁行1.23メートル。柱や梁などに唐獅子や牛などの極彩色を施しており、江戸前中期の様式を示している。
江戸時代中期の天明元年(1781年)、御旅所が建立された時に、神輿・太鼓・金幣が巡幸してこれを祝った。
明治5年(1872年)、村社に列し、明治38年(1905年)には本殿覆屋根と拝殿が建立された。
平成になり、当社真裏に12階建てのマンション建設計画が持ち上がり、氏神に対する敬意に欠け、景観を壊すとして反対運動が起きた。
例祭は10月第2日曜日で秋季例祭、神輿の渡御がある。5月5日が春季例祭で、湯神楽が行われる。
1月14日にはとんど祭が行われる。上新田天神社とんど際、大阪とんど祭とも呼ばれる。市指定無形民俗文化財。
櫓は底径3.5メートル、高さ3.5メートルあり、1本の松を中心に立て、多量の丸竹や藁で周囲を円形に包む。
最後に一本の縄をよりながら藁をはさみ、外側を下から上へと右巻きに巻き上げていく手法や、その形状に特徴がみられる。
20時頃、祈祷を受けた人が神燈より松明に火をもらい、櫓の中に入り、伊勢音頭を唄いながら火をつける。
火が真上に上がるとその年は豊作になるとされる。また、この火を持ち帰り、小豆粥を炊いて食べると、1年間無病息災で過ごせるという習慣がある。
境内社に、千里稲荷神社があり、千里稲荷大明神を祀る。例祭は千里稲荷初牛祭で、2月初牛日に齋行される。
境内には他に、御神木、御旅所などがある。
【ご利益】
家内安全、事業成功、商売繁盛、交通安全など(公式HP)
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上新田天神社(かみしんでんてんじんしゃ)は、大阪府豊中市上新田にある神社。近代社格では村社。法人名は天神社。千里天神(せんりてんじん)と通称される。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建は不詳だが、上新田村の開墾により、江戸時代前期の貞享3年(1686年)に現在地に社殿が再建された。御祭神は、菅原道真公。宇迦之御魂大神を相殿に祀る。
この際の本殿が現存しており、市の有形文化財に指定されている。木造の一間社流造で正面の幹に唐破風を据え、屋根には柿葺。
身舎部(もやぶ)で桁行1.53メートル、梁行1.23メートル。柱や梁などに唐獅子や牛などの極彩色を施しており、江戸前中期の様式を示している。
江戸時代中期の天明元年(1781年)、御旅所が建立された時に、神輿・太鼓・金幣が巡幸してこれを祝った。
明治5年(1872年)、村社に列し、明治38年(1905年)には本殿覆屋根と拝殿が建立された。
平成になり、当社真裏に12階建てのマンション建設計画が持ち上がり、氏神に対する敬意に欠け、景観を壊すとして反対運動が起きた。
例祭は10月第2日曜日で秋季例祭、神輿の渡御がある。5月5日が春季例祭で、湯神楽が行われる。
1月14日にはとんど祭が行われる。上新田天神社とんど際、大阪とんど祭とも呼ばれる。市指定無形民俗文化財。
櫓は底径3.5メートル、高さ3.5メートルあり、1本の松を中心に立て、多量の丸竹や藁で周囲を円形に包む。
最後に一本の縄をよりながら藁をはさみ、外側を下から上へと右巻きに巻き上げていく手法や、その形状に特徴がみられる。
20時頃、祈祷を受けた人が神燈より松明に火をもらい、櫓の中に入り、伊勢音頭を唄いながら火をつける。
火が真上に上がるとその年は豊作になるとされる。また、この火を持ち帰り、小豆粥を炊いて食べると、1年間無病息災で過ごせるという習慣がある。
境内社に、千里稲荷神社があり、千里稲荷大明神を祀る。例祭は千里稲荷初牛祭で、2月初牛日に齋行される。
境内には他に、御神木、御旅所などがある。
【ご利益】
家内安全、事業成功、商売繁盛、交通安全など(公式HP)
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