国史「田辺東神」か、穢れない霊水が湧く井戸のある中野村のお社
[住所]大阪府大阪市東住吉区針中野2-3-58
[電話]06-6702-7533

中井神社(なかいじんじゃ)は、大阪府大阪市東住吉区針中野にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

創祀・創建年代は不詳。『日本三大実録』にある「田辺東神」が当社ではないかとされ、その場合は国史見在社となる。

根拠として、『摂津志』に、「田辺東神祠は中野村にあり今は天王と称す」とあること。当社の御祭神も素盞嗚尊で、牛頭天王と呼ばれていた。

田辺東神は、当社の東神に対して、田辺西神祠に比定される山阪神社とともに、平安時代前期の貞観4年(862年)11月、従五位下を授かった。

その昔、社前に、清水の湧く井戸があり、人々は、「汚れ(けがれ)のない霊水」として大切にしたという。

中野村の井戸のあるお社ということで、明治時代の初めに現社号に改称した。明治5年(1872年)、村社に列した。

境内に、根元5メートルほど残った榎があり、世に異変のある時は必ず夜間にごう音がすると言い伝えられていた。現在、白龍社の御神木として祀られている。

他の境内社に、大神宮社(天照大神)がある。また市の保存樹林に指定された、大楠、公孫樹(いちょう)、メタセコイヤ、小賀玉木(おがたまのき)がある。

元旦未明には、午前0時の合図とともに初詣の参詣者に、干支いりの「かわらけ」で、御神酒が授与される。毎年除夜の鐘が鳴り出すと長い初詣の行列ができる。

毎年7月12日・13日に行なわれる夏祭りの神輿巡行の際、小中学生などが、掛け声とともに整然とたたく枕太鼓に定評がある。

また、神輿巡行は猿田彦命の装束で、北ブロック・南ブロックが各年で交互に行列を先導する。また、10月12日・13日には秋祭りがある。

昭和56年(1981年)以来、笑福亭松喬一門会の落語会が現在も続いている。

【ご利益】
厄災除け、病魔退散、身体壮健、地域安全
中井神社 大阪府大阪市東住吉区針中野
【関連記事】
大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
中井神社 大阪府大阪市東住吉区針中野の御朱印