「常陸なる大井のみず」四所一宮・太郎明神、御神木の親子杉
[住所]茨城県笠間市大渕1652
[電話]0296-72-4495
大井神社(おおいじんじゃ)は、茨城県笠間市大渕にある神社。太郎明神とも、太郎神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 常陸国 那賀郡「大井神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
社伝によれば、平安時代初期の大同元年(806年)の創祀。常陸国那珂郡大井村和体ヶ峯に造営され、大井大名神と尊称されたという。
御祭神は初代神武天皇の皇子で、第2代綏靖天皇の兄である神八井耳命。東国統治のため、当地に来た神八井耳命は、常陸国大井の里に来たという。
当地を喜び「常陸なる大井のみずの清ければ世も太平に渡る浮橋」と詠じたと伝わる。
神名は、八つの井戸、八つの耳を持つ聡明で慈悲深い神を指し、「八」は、末広がり、七転八起で大願を成就することを意味する、とされる。
「太郎」の名称は、神八井耳命の名にちなむという。『日本書紀』では、神八井耳命は神武天皇と皇后である媛蹈鞴五十鈴媛命の長子ではある。
ただし、『古事記』では、神八井耳命には日子八井命という兄がいることが記載されている。
中世になると、この大井の地を割いて金井、大淵の二村を置き、当社は福田・飯田・石寺・寺崎・日沢の5ヶ村の総鎮守になった。
また、当社(大井)、箱田、石井、来栖の四社を山内四所宮といい、当社はその一宮であったという。
例祭は、秋祭が11月12日、春祭が1月7日。7月19日には御田植祭がある。
境内には宣命殿がある。以前は官幣使を迎えていたこともあり、それにちなむ建物だとされる。
境内社に、八龍神社と三峯神社がある。御神木の親子杉が祀られている。
なお、式内社「大井神社」の論社は他に、水戸市飯富町に当社および式内同名神社がある。
【ご利益】
家内安全・五穀豊穣・開運招福・安産・学業成就
【関連記事】
・茨城県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、茨城県に鎮座している神社の一覧
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大井神社(おおいじんじゃ)は、茨城県笠間市大渕にある神社。太郎明神とも、太郎神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 常陸国 那賀郡「大井神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
社伝によれば、平安時代初期の大同元年(806年)の創祀。常陸国那珂郡大井村和体ヶ峯に造営され、大井大名神と尊称されたという。
御祭神は初代神武天皇の皇子で、第2代綏靖天皇の兄である神八井耳命。東国統治のため、当地に来た神八井耳命は、常陸国大井の里に来たという。
当地を喜び「常陸なる大井のみずの清ければ世も太平に渡る浮橋」と詠じたと伝わる。
神名は、八つの井戸、八つの耳を持つ聡明で慈悲深い神を指し、「八」は、末広がり、七転八起で大願を成就することを意味する、とされる。
「太郎」の名称は、神八井耳命の名にちなむという。『日本書紀』では、神八井耳命は神武天皇と皇后である媛蹈鞴五十鈴媛命の長子ではある。
ただし、『古事記』では、神八井耳命には日子八井命という兄がいることが記載されている。
中世になると、この大井の地を割いて金井、大淵の二村を置き、当社は福田・飯田・石寺・寺崎・日沢の5ヶ村の総鎮守になった。
また、当社(大井)、箱田、石井、来栖の四社を山内四所宮といい、当社はその一宮であったという。
例祭は、秋祭が11月12日、春祭が1月7日。7月19日には御田植祭がある。
境内には宣命殿がある。以前は官幣使を迎えていたこともあり、それにちなむ建物だとされる。
境内社に、八龍神社と三峯神社がある。御神木の親子杉が祀られている。
なお、式内社「大井神社」の論社は他に、水戸市飯富町に当社および式内同名神社がある。
【ご利益】
家内安全・五穀豊穣・開運招福・安産・学業成就
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