式内論社、地名は当社号「宇都可」の訛りとも、聖徳太子の逸話
宇都可神社 三重県伊賀市内保1099
[住所]三重県伊賀市内保1099
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宇都可神社(うつかじんじゃ)は、三重県伊賀市内保にある神社。通称は、通山社、通山大明神。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 伊賀国 阿拝郡「宇都可神社」に比定される式内社(小社)の論社。

三重県道133号伊賀甲南線の近く、東側には西音寺がある。創祀・創建年代は不詳。御祭神は天忍日命

由緒もあまり伝わらない。地名の内保は、当社号の「宇都可」の訛りだという。

『宇都可里内保記』には、聖徳太子が白髪の翁に尋ねたところ、「我宇都可翁七代の苗裔宇摩志阿斯許備比古遅神次代天常立神變宇都可翁」と答えたとあるという。

鳥居の右横に、「式内」を明示した社号標と「遺跡」と書かれた石碑がある。

なお、式内社「宇都可神社」の論社は他に、市内土橋の波多岐神社の境内社に、当社および式内同名の神社がある。

波多岐神社の境内社が本社であり、当社はその本社から勧請されたものという説がある。

【ご利益】
地域安全、家内安全、厄災除け
宇都可神社 三重県伊賀市内保
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