平安末期に信濃戸隠を勧請、9月神輿・山車あきる野三大まつり
[住所]東京都あきる野市伊奈1573
[電話]042-596-2109

正一位岩走神社(しょういちいいわばしりじんじゃ)は、東京都あきる野市市伊奈にある神社。明神様として親しまれている。参拝すれば、御朱印を頂ける。

平安時代末期、信濃国伊那郡の住人が当地に来て一村を開き、信濃国総鎮守である戸隠神社の御祭神を勧請して創建された。

御祭神は、稚日女尊手力男命・棚機姫命。社号の「岩走」は、秋川の激しく流れ落ちる滝の様子からとったとされる。

旧伊奈村の鎮守として信仰を集めた。江戸時代中期の寛政6年(1794年)、光格天皇の御代に「正一位」の神階を勅許され、以後、現社号を称する。

社家は、近代女流歌人である三ヶ島葭子(みかじまよしこ。1886年-1927年)の生母の実家。三ヶ島葭子本人の実家は、埼玉県所沢市三ヶ島の中氷川神社とされる。

例祭は9月15日。現在はその近辺の土・日曜日。9月第2週の二宮神社、9月第4週の阿伎留神社のそれぞれの例大祭とともに、あきる野三大まつりの一つ。

先頭に先祓い鉾4本、12基の町内神輿の後に木遣り音頭に囃された獅子頭が二つ続き、太鼓車・神社神輿・山車2台・囃子車4台が続いて町内を一団となって巡行する。

夕方、暗闇の中に宮入がなされ盛り上がりは最高潮に達する。

【ご利益】
身体壮健、安産・子宝、家事上達、事業成功
正一位岩走神社 東京都あきる野市伊奈
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正一位岩走神社 東京都あきる野市伊奈の御朱印