八社宮の一つの「十の宮」、中世からの再建記録と幕末棟札
横見神社 岡山県真庭市社758
[住所]岡山県真庭市社758
[電話]0867-62-3228

横見神社(よこみじんじゃ)は、岡山県真庭市社758にある神社。通称は「十の宮」。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 美作国 大庭郡「横見神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。

二宮神社の南、川を隔てて100メートルの位置に鎮座する。創祀・創建年代は不詳。御祭神は大山津見命。例祭は10月9日。

二宮神社には、式内社五座が鎮座し、東方1キロにある刑部・佐波良神社には二座が鎮座。当社とあわせて、この狭い山間部に八座が集中している。

これらを総称して八社宮と呼ぶ。10月中旬に、「社の式内社の秋の大祭(社祭り)」として、神輿渡御がある。

清和天皇の貞観6年(864年)8月15日、従五位上に叙せられた。

社殿は平安時代の保延4年2月(1138年)、南北朝時代の貞治5年(1366年)9月、室町時代の文明11年(1479年)2月に再建されたという。

幕末の嘉永6年(1853年)4月3日の棟札が伝わる。

拝殿は昭和56年(1981年)7月13日、未曾有の豪雨に襲われて流出し、昭和58年(1983年)10月9日に再建が竣工した。

【ご利益】
厄災除け、家内安全、地域安全
横見神社 岡山県真庭市社
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