式内四社五座、社名は八社宮の二つ目の意、10月八社渡御
[住所]岡山県真庭市社字於和佐654
[電話]-
二宮神社(ふたみやじんじゃ)は、岡山県真庭市社、字於和佐にある神社。ただし、地図上では、後述の式内四社名のみ表示され、「二宮神社」と表記されていない場合がある。御朱印の有無は不明。
境内に『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 美作国 大庭郡「長田神社」「壹粟神社二座(壱粟神社二座)」「兎上神社」「久刀神社」に比定される式内社(小社)やその論社が鎮座する。近代社格では村社。
当社には、上記の式内社五座が、東方1キロにある刑部・佐波良神社には二座が、すぐ近くの横見神社には一座が鎮座し、この狭い山間部に計八座が集中している。
これらを総称して八社宮と呼ぶ。10月中旬に、「社の式内社の秋の大祭(社祭り)」として、神輿渡御がある。
当社名は、この式内社が鎮座している三か所の二番目の宮という意味だという。当社地は、当社の五座のうち、兎上神社の本来の鎮座地となる。
ただし、「長田神社」「久刀神社」は論社で、「長田神社」の他の論社に市内蒜山下長田の式内同名神社が、「久刀神社」の他の論社に市内蒜山下和の中和神社がある。
『日本三代実録』貞観5年(863年)5月28日の条に、壹粟神・久止神・菟上神・長田神が従五位下から従五位上に進んだという記述がある。
拝殿の後ろに回ると四つの社殿があり、左(西)から長田神社(事代主神)、菟上神社(岐神あるいは弟彦王命)、壹粟神社(神大市姫命)、久刀神社(久那止神)。
「壹粟神社」は『延喜式神名帳』では二座とあるが、現在も大笹神社(大佐々神)を相殿に祀っており、これがもう一座に相当すると考えられている。
現在の社祭りでも、大笹神社を式内社の一つ、と数えてはいるが、厳密には『延喜式神名帳』に大笹神社は記されていない。
境内社に、莵上神社のさらに右側に、計3宇の社殿がある他、山神、渡唐天神などが祀られている。
【ご利益】
五穀豊穣、地域安全、子宝・安産
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二宮神社(ふたみやじんじゃ)は、岡山県真庭市社、字於和佐にある神社。ただし、地図上では、後述の式内四社名のみ表示され、「二宮神社」と表記されていない場合がある。御朱印の有無は不明。
境内に『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 美作国 大庭郡「長田神社」「壹粟神社二座(壱粟神社二座)」「兎上神社」「久刀神社」に比定される式内社(小社)やその論社が鎮座する。近代社格では村社。
当社には、上記の式内社五座が、東方1キロにある刑部・佐波良神社には二座が、すぐ近くの横見神社には一座が鎮座し、この狭い山間部に計八座が集中している。
これらを総称して八社宮と呼ぶ。10月中旬に、「社の式内社の秋の大祭(社祭り)」として、神輿渡御がある。
当社名は、この式内社が鎮座している三か所の二番目の宮という意味だという。当社地は、当社の五座のうち、兎上神社の本来の鎮座地となる。
ただし、「長田神社」「久刀神社」は論社で、「長田神社」の他の論社に市内蒜山下長田の式内同名神社が、「久刀神社」の他の論社に市内蒜山下和の中和神社がある。
『日本三代実録』貞観5年(863年)5月28日の条に、壹粟神・久止神・菟上神・長田神が従五位下から従五位上に進んだという記述がある。
拝殿の後ろに回ると四つの社殿があり、左(西)から長田神社(事代主神)、菟上神社(岐神あるいは弟彦王命)、壹粟神社(神大市姫命)、久刀神社(久那止神)。
「壹粟神社」は『延喜式神名帳』では二座とあるが、現在も大笹神社(大佐々神)を相殿に祀っており、これがもう一座に相当すると考えられている。
現在の社祭りでも、大笹神社を式内社の一つ、と数えてはいるが、厳密には『延喜式神名帳』に大笹神社は記されていない。
境内社に、莵上神社のさらに右側に、計3宇の社殿がある他、山神、渡唐天神などが祀られている。
【ご利益】
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