雄略朝創建の上の宮、川中島の戦いで諏訪社に、明神・鎮守様
治田神社 長野県千曲市桑原1
[住所]長野県千曲市桑原1
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治田神社(はるたじんじゃ)は、長野県千曲市桑原にある神社。篠ノ井線の姨捨駅の北約4キロ。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 東山道神 信濃国 更級郡「治田神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。

社伝によれば、第21代雄略天皇8年(463年)、彦坐命の五世孫である日子王が、当地へ下向し、創建した。

当社から北東1キロの稲荷山に同名の神社が鎮座しており、式内論社。当社を上の宮、稲荷山の社を下の宮と呼ぶ。

一説には、昔、現社地裏手の治田山に鎮座していた社が、麓の上下社に分祀された結果だともいわれる。

武田信玄の川中島侵攻に際し、その威を恐れ、社号を諏訪明神と改め、江戸時代まで上下諏訪明神と呼ばれていた。

当社の現在の御祭神は健御名方命。八坂斗女命(八坂刀売神)・保食命を配祀する。当地の産土神で、大明神または鎮守様と呼ばれ、親しまれている。

境内社に、杵築社、高市社、八幡宮、琴平社、津島社、秋葉社、熊田社、稲荷社がある。

【ご利益】
家内安全、地域安全、夫婦和合、子宝・安産
治田神社 長野県千曲市桑原
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