伊勢神宮の崇敬者総代が勧請した遥宮、社殿は月讀宮の古材で修復
[住所]東京都文京区小石川2-5-7 佐佐木ビルB棟
[電話]03-3812-4681

小石川大神宮(こいしかわ だいじんぐう)は、東京都文京区小石川にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

第59回式年遷宮に多大な貢献をなし、伊勢の神宮(伊勢神宮)の崇敬者総代になった佐佐木勝造の提唱によって創建された。

昭和41年(1966年)3月7日、伊勢神宮より皇大神宮(内宮)特別神璽を奉戴し、鎮座祭を執り行った。

この特別神璽は、もとは海外公民団の申請によってのみ授与されたもので、極めて異例のことだった。

ちなみに戦前、旧官幣大社である樺太神社もこの特別神璽により創建されたという。

そのため、東京における伊勢神宮の遥宮(とうのみや)として位置づけられているという。

当社の御祭神は天照皇大神。例祭は鎮座の日である3月7日。佐佐木勝造は、丸勝佐佐木土木株式会社の創業者である。

社殿へは通り沿いに建つ佐佐木ビルの1階部分にある通路を通り抜けていく形になる。このビルは、当宮の経済基盤とするべく建てられたものらしく、社務所もビル内にある。

平成8年(1996年)の社殿修復に第61回神宮式年遷宮の際の月讀宮の古材を使用した。

本殿は南面しているが、入口は西側にあり、拝殿は西面し、拝殿の向きと本殿の向きがあっていない。

【ご利益】
開運招福、事業成功、産業振興(公式HP
小石川大神宮 東京都文京区小石川
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