小宮神社（こみやじんじゃ）は、東京都あきる野市草花にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

鎌倉時代前期の承元元年（1207年）、武蔵西党の平山季重によって創建されたと伝えられる。御祭神は伊邪那岐命。

室町時代の寛正4年（1464年）、当地を支配した小宮憲明が奉納した梵鐘が今に伝わる。現在は国の重要美術品に認定されている。

戦国時代には大石氏・北条氏の祈願所となり、江戸時代前期の慶安2年（1649年）には徳川家より朱印地7石を賜った。別当は大行寺だった。

例祭は9月23日。市指定の無形文化財である一人立ち三匹獅子舞が奉納される。

この獅子舞は、江戸時代後期の天保年間（1830年-1843年）から当社に伝わるもので、かつては雨乞いの意味合いがあったという。

現在では祭礼の日に雨が降られては困るので、当時の獅子頭は使用していないという。ストーリーとしては、獅子が生まれてから、人間に刀を授けるまでを描く。

【ご利益】
家内安全、地域安全、夫婦和合、病魔退散

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