元禄期に勧請された三社宮、7月夏祭りで太鼓の宮入り
[住所]大阪府大阪市港区磯路2-18-23
[電話]06-6571-1058

三社神社(さんじゃじんじゃ)は、大阪府大阪市港区磯路にある神社。近代社格では村社。別称は「三社さん」。参拝すれば、御朱印を頂ける。

江戸時代前期の元禄11年(1698年)11月、伊勢国桑名の市岡與左兵衛宗勝が新田開発の工事の安全と開発の成功、開発された地域の守護神として奉斎したのが起源である。

その際は、天照皇大神豊受大神住吉大神の3柱を御祭神として勧請し、社殿を建立した。当初は、三社宮と称した。

後に相殿として、熱田大神斎主大神秋葉大神を合祀し、三社大神と総称するようになった。

もとは皇太神社と称し、明治5年(1872年)、村社に列し、明治39年(1906年)5月16日、現社号に改称、大正3年(1914年)10月、神餞幣帛料供進社に指定された。

昭和20年(1945年)の大阪大空襲で、社殿などを焼失。現社殿は昭和35年(1960年)12月に完成した。

例祭は10月21日で、秋季例祭。7月21日が夏季例祭で、夏祭りが行われる。前日の20日が宵宮で、太鼓の宮入りが行われ、出店も多く、多くの人で賑わう。

参道入口には昭和17年(1942年)奉納の、空襲に耐えた狛犬がある。拝殿前には戦後、昭和37年(1962年)奉納の狛犬が安置されている。

境内社に、稲荷神社・大海神社・柿本神社がある。稲荷社には神使の狐像だが、他は狛犬がそれぞれに安置され、立派な社殿がある。

【ご利益】
開運招福、事業成功、交通安全、交渉成功、火防
三社神社 大阪府大阪市港区磯路
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三社神社 大阪府大阪市港区磯路の御朱印