国内神名帳記載、熊取庄の惣社、10月だんじり祭、1月熊取戎
[住所]大阪府泉南郡熊取町大宮1-11-18
[電話]072-452-0969
大森神社(おおもりじんじゃ)は、大阪府泉南郡熊取町大宮にある神社。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
旧宮村に鎮座し、八重事代主命(えびすさま)・菅原道真(天神さま)・天神地祇を御祭神とする。創建年代は不詳。
『和泉国内神名帳』日根郡に記載される「従五位上 大杜社」が当社に比定する説がある。
安土桃山時代の天正10年(1582年)4月、本地根来右京之進、藤原盛繁(中氏の一族、時の地司・根来大納言)が再建したという。
大字野田川、向いの野田神社、同大字々成合の雨山神社とともに熊取の三社と呼ばれ、干ばつに際しては、神職は斎戒沐浴して、三社に降雨祈願をさせたという。
当社の大祭には、神輿は、大声で「ほーわほーわ」と囃し、俗称は穂輪祭(穂波祭)となった。神輿渡御は紺屋山、湊村まで行われた。
紺屋山は当社から14-15町の西北に位置し、山上の老松は枝葉がうっそうとして天に参じ、神輿松と呼ばた。
湊村は今の北中通村大字中庄の内なる字湊(泉佐野市湊)であり、この御旅所でも同じく枝葉四方に延びて扁平な老松ありて平松と呼んだ。
江戸時代前期の正保年間(1645年-1648年)より熊取庄の惣社となった。近世までは神宮寺として金剛法寺があったが、明治に入り廃寺となった。
別名として穂輪明神とも呼ばれたが、明治6年(1873年)、郷社に列し、明治40年(1907年)1月、神饌幣帛料供進社に指定された。
明治41年(1908年)9月26日、村内の多くの神社を合祀、この時より例祭日が9月28日になったと考えられている。
本社は二殿、拝殿、舞台、神輿庫、手水舎、社務所などがあり、氏地は熊取町全町にわたる。
例祭は上述のように9月28日だったが、現在では泉南地方の祭の日が10月9・10日に統一されたため、当社でも10月体育の日の直前の土・日曜日に行われる。
いわゆる熊取だんじり祭で、土曜日に11台のだんじりが集まり、境内の舞台の周囲を三度回って宮司のお払いを受け、日曜日午後には、熊取駅周辺で「パレード」が行われる。
11台のだんじりは、大正年間(1912年-1926年)制作のものが多く、朝代・和田・大久保・紺屋・五門・野田・七山・小谷・久保・小垣内・大宮から出る。
1月には十日戎があり、熊取戎として知られる。
【ご利益】
商売繁盛、事業成功、学業・受験合格

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大森神社(おおもりじんじゃ)は、大阪府泉南郡熊取町大宮にある神社。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
旧宮村に鎮座し、八重事代主命(えびすさま)・菅原道真(天神さま)・天神地祇を御祭神とする。創建年代は不詳。
『和泉国内神名帳』日根郡に記載される「従五位上 大杜社」が当社に比定する説がある。
安土桃山時代の天正10年(1582年)4月、本地根来右京之進、藤原盛繁(中氏の一族、時の地司・根来大納言)が再建したという。
大字野田川、向いの野田神社、同大字々成合の雨山神社とともに熊取の三社と呼ばれ、干ばつに際しては、神職は斎戒沐浴して、三社に降雨祈願をさせたという。
当社の大祭には、神輿は、大声で「ほーわほーわ」と囃し、俗称は穂輪祭(穂波祭)となった。神輿渡御は紺屋山、湊村まで行われた。
紺屋山は当社から14-15町の西北に位置し、山上の老松は枝葉がうっそうとして天に参じ、神輿松と呼ばた。
湊村は今の北中通村大字中庄の内なる字湊(泉佐野市湊)であり、この御旅所でも同じく枝葉四方に延びて扁平な老松ありて平松と呼んだ。
江戸時代前期の正保年間(1645年-1648年)より熊取庄の惣社となった。近世までは神宮寺として金剛法寺があったが、明治に入り廃寺となった。
別名として穂輪明神とも呼ばれたが、明治6年(1873年)、郷社に列し、明治40年(1907年)1月、神饌幣帛料供進社に指定された。
明治41年(1908年)9月26日、村内の多くの神社を合祀、この時より例祭日が9月28日になったと考えられている。
本社は二殿、拝殿、舞台、神輿庫、手水舎、社務所などがあり、氏地は熊取町全町にわたる。
例祭は上述のように9月28日だったが、現在では泉南地方の祭の日が10月9・10日に統一されたため、当社でも10月体育の日の直前の土・日曜日に行われる。
いわゆる熊取だんじり祭で、土曜日に11台のだんじりが集まり、境内の舞台の周囲を三度回って宮司のお払いを受け、日曜日午後には、熊取駅周辺で「パレード」が行われる。
11台のだんじりは、大正年間(1912年-1926年)制作のものが多く、朝代・和田・大久保・紺屋・五門・野田・七山・小谷・久保・小垣内・大宮から出る。
1月には十日戎があり、熊取戎として知られる。
【ご利益】
商売繁盛、事業成功、学業・受験合格

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