鳥取連の祖神で諏訪社、祖神の子を混同? イヌナシの木
[住所]三重県員弁郡東員町鳥取1457
[電話]-
鳥取神社(とっとりじんじゃ)は、三重県員弁郡東員町鳥取にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「鳥取神社(伊勢国・員弁郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
創祀・創建年代は不詳。平安時代の仁和3年(887年)7月27日の創立とも。鳥取連に関連する氏族が祖神を祀ったもの。
御祭神は、天湯河桁命(天湯河板挙命)で、角凝魂命の三世孫。御祭神を角凝魂命とする説もある。
同じく員弁郡には鳥取山田神社があり、また伊勢国のこの地方には鳥取氏ともゆかりのある物部系氏族の祖神を祀る式内社が多い。
もとは員弁寺三百坊の地に鎮座し、今でも字名として古宮が残る。安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)、戦乱により、現在地に遷座したという。
古老は当社を諏訪社、あるいは諏訪大明神と呼んだという。現在、建御名方命は合祀されているが、主祭神はあくまでも天湯河桁命。
天湯河板挙命の御子に建日方命がいる。伊勢国の出身とされる。後世、建日方命と建御名方命が混同されたのではないかとの説がある。
天湯河枚挙の御子である建日方命が父を奉斎した社を建てたのが当社の創始とも。
棟札に江戸時代中期の宝暦2年(1752年)7月27日のものがある。
現在までに、建御名方命の他、天照大御神・大山祇神・市寸島姫命・宇迦之御魂命・大国主命・火産霊神を合祀する。
境内にはイヌナシの木がある。マメナシとも。日本では愛知・三重・岐阜のみに生息する野生ナシで、町の天然記念物に指定されている。
4月には美しい白い花、6月には直径1センチほどの小さな果実を結び、春になると満開に咲き乱れる藤川堤防の桜並木とともに、春を彩る。
なお、式内社「鳥取神社」の論社は他に、いなべ市大安町門前の当社および式内同名神社がある。
【ご利益】
事業成功、出世開運、リフレッシュ

【関連記事】
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
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鳥取神社(とっとりじんじゃ)は、三重県員弁郡東員町鳥取にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「鳥取神社(伊勢国・員弁郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
創祀・創建年代は不詳。平安時代の仁和3年(887年)7月27日の創立とも。鳥取連に関連する氏族が祖神を祀ったもの。
御祭神は、天湯河桁命(天湯河板挙命)で、角凝魂命の三世孫。御祭神を角凝魂命とする説もある。
同じく員弁郡には鳥取山田神社があり、また伊勢国のこの地方には鳥取氏ともゆかりのある物部系氏族の祖神を祀る式内社が多い。
もとは員弁寺三百坊の地に鎮座し、今でも字名として古宮が残る。安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)、戦乱により、現在地に遷座したという。
古老は当社を諏訪社、あるいは諏訪大明神と呼んだという。現在、建御名方命は合祀されているが、主祭神はあくまでも天湯河桁命。
天湯河板挙命の御子に建日方命がいる。伊勢国の出身とされる。後世、建日方命と建御名方命が混同されたのではないかとの説がある。
天湯河枚挙の御子である建日方命が父を奉斎した社を建てたのが当社の創始とも。
棟札に江戸時代中期の宝暦2年(1752年)7月27日のものがある。
現在までに、建御名方命の他、天照大御神・大山祇神・市寸島姫命・宇迦之御魂命・大国主命・火産霊神を合祀する。
境内にはイヌナシの木がある。マメナシとも。日本では愛知・三重・岐阜のみに生息する野生ナシで、町の天然記念物に指定されている。
4月には美しい白い花、6月には直径1センチほどの小さな果実を結び、春になると満開に咲き乱れる藤川堤防の桜並木とともに、春を彩る。
なお、式内社「鳥取神社」の論社は他に、いなべ市大安町門前の当社および式内同名神社がある。
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