創祀・由緒は不詳、宇賀神社とも妙見宮とも呼ばれた式内論社
[住所]三重県いなべ市大安町宇賀1070
[電話]0594-77-1053
菟上神社(うなかみじんじゃ)は、三重県いなべ市大安町宇賀にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「菟上神社/兔上神社(伊勢国・朝明郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
池の西岸に鎮座する。対岸の東側には一ノ鳥居がある。
創祀年代は不詳。『伊勢国風土記』には、第29代欽明天皇2年(541年)に初めて奉斎とあるという。
由緒はよく分からない。主祭神は菟上王で、若倭根子日子・大毘古命・曙立王を配祀する。
現在までに、須佐之男命・市杵島姫命・天照大御神・誉田別命・大山祇神・天目一箇神・三筒男神を合祀する。
江戸時代中期の宝永8年(1711年)『村差出帳』に、「氏神神明、八幡、明見、西明寺、天王、天狗、山之神」とある。
『伊勢輯雑記』に、「宇賀神の社、祭神宇賀神、庚申と称し奉り、猿田彦命也」とある。
また、『布留屋草紙』に、「宇賀村宇賀神社神名帳に出、祭神宇賀御魂神と云々」とある。
宇賀神社と呼ばれていたこともあったようで、桑名郡の式内社に同名の神社があり、当社を比定する説もあったとされる。
ただし現在、当社は式内社「宇賀神社」の論社ではなく、「宇賀神社」は一般的に桑名市多度町柚井の式内同名神社に比定されている。
また、「一説には当社は妙顕の社也ともいへり」とあり、近世には妙見宮などとも呼ばれていたという。
明治6年(1873年)、村社に列した。例祭は10月9日で、例大祭。
なお、式内社「菟上神社」の論社は他に、四日市市伊坂町の菟上耳利神社がある。
【ご利益】
地域安全、家内安全、一族・子孫繁栄

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・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧

[電話]0594-77-1053
菟上神社(うなかみじんじゃ)は、三重県いなべ市大安町宇賀にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「菟上神社/兔上神社(伊勢国・朝明郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
池の西岸に鎮座する。対岸の東側には一ノ鳥居がある。
創祀年代は不詳。『伊勢国風土記』には、第29代欽明天皇2年(541年)に初めて奉斎とあるという。
由緒はよく分からない。主祭神は菟上王で、若倭根子日子・大毘古命・曙立王を配祀する。
現在までに、須佐之男命・市杵島姫命・天照大御神・誉田別命・大山祇神・天目一箇神・三筒男神を合祀する。
江戸時代中期の宝永8年(1711年)『村差出帳』に、「氏神神明、八幡、明見、西明寺、天王、天狗、山之神」とある。
『伊勢輯雑記』に、「宇賀神の社、祭神宇賀神、庚申と称し奉り、猿田彦命也」とある。
また、『布留屋草紙』に、「宇賀村宇賀神社神名帳に出、祭神宇賀御魂神と云々」とある。
宇賀神社と呼ばれていたこともあったようで、桑名郡の式内社に同名の神社があり、当社を比定する説もあったとされる。
ただし現在、当社は式内社「宇賀神社」の論社ではなく、「宇賀神社」は一般的に桑名市多度町柚井の式内同名神社に比定されている。
また、「一説には当社は妙顕の社也ともいへり」とあり、近世には妙見宮などとも呼ばれていたという。
明治6年(1873年)、村社に列した。例祭は10月9日で、例大祭。
なお、式内社「菟上神社」の論社は他に、四日市市伊坂町の菟上耳利神社がある。
【ご利益】
地域安全、家内安全、一族・子孫繁栄

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