奈良朝に行基が開創、最澄が参詣、戦国期に遷座、広峰権現
[住所]滋賀県長浜市木之本町石道984
[電話]-
神前神社(かみさきじんじゃ)は、滋賀県長浜市木之本町石道にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「神前神社(近江国・伊香郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
己高(こだかみ)山仏教圏内石道寺観音の対岸にある。御祭神は許勢小柄宿禰命(こせのおからのすくねのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)。
奈良時代の神亀元年(724年)に行基が社坊石道寺を開創したことが起源。はじめ高尾山神前谷に鎮座した。石道寺は当社別当となった。
平安時代初期の延暦年間(782年-806年)には伝教大師最澄が参詣したと伝わる。
戦国時代の明応7年(1498年)、氏子とともに現在地に遷座した。旧地には神前杉があり、毎年注連縄の張り替えが行われている。
天文年間(1532年-1555年)に浅井氏が、江戸時代には井伊氏の献供があり、地元では広峰権現・広峰神社と称した時代もあった。
明治9年(1876年)、村社に列し、明治35年(1902年)、現社号に改称、明治41年(1908年)には神饌幣帛供進神社に指定された。
神紋はきゅうり。境内社に八幡神社がある。文化財に伝空海唐土よりの籏、八ツ華古鏡などがある。
例祭は4月14日。おこないが2月15日・16日、祇園会が7月14日、燈明祭が9月14日。
なお、同名の神社が、式内社として、伊勢国三重郡と讃岐国寒川郡(論社に、男山神社・神前神社・春日神社)にあり、伊勢市に内宮の摂社、愛知県半田市に亀崎潮干祭が有名な神社がある。
【ご利益】
厄災除け、地域安全、家内安全
【関連記事】
・滋賀県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、滋賀県に鎮座している神社の一覧
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神前神社(かみさきじんじゃ)は、滋賀県長浜市木之本町石道にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「神前神社(近江国・伊香郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
己高(こだかみ)山仏教圏内石道寺観音の対岸にある。御祭神は許勢小柄宿禰命(こせのおからのすくねのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)。
奈良時代の神亀元年(724年)に行基が社坊石道寺を開創したことが起源。はじめ高尾山神前谷に鎮座した。石道寺は当社別当となった。
平安時代初期の延暦年間(782年-806年)には伝教大師最澄が参詣したと伝わる。
戦国時代の明応7年(1498年)、氏子とともに現在地に遷座した。旧地には神前杉があり、毎年注連縄の張り替えが行われている。
天文年間(1532年-1555年)に浅井氏が、江戸時代には井伊氏の献供があり、地元では広峰権現・広峰神社と称した時代もあった。
明治9年(1876年)、村社に列し、明治35年(1902年)、現社号に改称、明治41年(1908年)には神饌幣帛供進神社に指定された。
神紋はきゅうり。境内社に八幡神社がある。文化財に伝空海唐土よりの籏、八ツ華古鏡などがある。
例祭は4月14日。おこないが2月15日・16日、祇園会が7月14日、燈明祭が9月14日。
なお、同名の神社が、式内社として、伊勢国三重郡と讃岐国寒川郡(論社に、男山神社・神前神社・春日神社)にあり、伊勢市に内宮の摂社、愛知県半田市に亀崎潮干祭が有名な神社がある。
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