イボがとれる「疣の神」土ノ宮、明治に合祀も、昭和に復社
意非多神社 三重県松阪市朝田町
[住所]三重県松阪市朝田町
[電話]-

意非多神社(おひたじんじゃ)は、三重県松阪市朝田町にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「意非多神社(伊勢国・飯野郡)」に比定される式内社(小社)の論社。

国道42号線の東に接した小社。創建は、飛鳥時代末期の大宝年間(701年-704年)だという。

古来この社地を森塚・天王塚・長田ノ社・土ノ宮などと里人は呼んできた。朝田寺の鎮守だった時期もあったという。

土ノ宮とも呼ばれ、埴安神を祀るともされた。土の団子を供えて祈願すると、疣(イボ)が落ちる霊験あらたかな「疣の神」として知られ、広く篤い信仰を集めたという。

明治41年(1908年)12月3日に立田町の穴師神社に合祀されたが、昭和22年(1947年)2月11日に旧地に復社した。

現在までに当社の御祭神は、天御中主神・国狭槌神(国狭槌尊)・大山祇神。例祭は10月17日。

なお、式内社「意非多神社」の論社は他に、西黒部の当社および式内同名の神社がある。

【ご利益】
病気平癒、病魔退散、方除け、家内安全
意非多神社 三重県松阪市朝田町NO2
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