神宮へ若菜を供する若菜御薗の御厨の地、式内含む八社を合祀
[住所]三重県松阪市六根町879
[電話]-
大國玉神社(おおくにたまじんじゃ)は、三重県松阪市六根町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「大国玉神社(伊勢国・多気郡)」に比定される式内社(小社)。
御祭神は、大國御魂神。現在までに、大土御祖神・市杵嶋姫命・菅原道真・早玉男命・須佐之男命を配祀する。『神名帳考証』では大己貴命とする。
創祀年代は不詳。櫛田川下流東岸の氾濫平野、機殿小学校の東、大福寺に隣接して鎮座する。
当地区は櫛田川と祓川とに挟まれた田園地帯で、神麻績機殿神社(上機殿)、神服織機殿神社(下機殿)の両社があり、伊勢の神宮(伊勢神宮)と関わりが深い。
鎮座地の六根町は神宮へ若菜を供するところと伝えられ、『神鳳抄』にある若菜御薗の御厨に比定されている地である。
当社は、近世には御薗神社と称し、近郷の氏神として崇敬された。明治16年(1883年)、社名を御薗神社から現社名に改称した。
明治41年(1908年)12月、式内大国玉神社と改称、明治42年(1909年)に以下の八社を合祀した。
・井口中村の須賀神社(須佐之男命・大山祇神)
・中河原の仲神社(豊城入彦命・須佐之男命)
・腹太の宇留布津神社(埴安姫命・大綿津見命)
・保津の天香山神社(八柱命・高嵜姫・須佐之男命・伊邪那岐命)
・新関の室垣不知元神社(天之忍穗耳命)
・魚見の魚見神社(天之忍穗耳命・須佐之男命・火之迦具土命・応神天皇・大山津見命)
・川島の魚海神社(豊玉彦命・豊玉姫命・月読荒魂命・天之忍穗耳命・須佐之男命)
・東久保の宇気比神社(天之忍穗耳命)
昭和10年(1935年)、氏子崇敬者の熱意により、上記八社の旧社地に分祀し、復興し、昭和62年(1987年)、境内社として八社を創立した。
例祭は3月15日で春祭。元旦祭が1月1日にある。
【ご利益】
五穀豊穣、家内安全、地域安全、子孫繁栄
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大國玉神社(おおくにたまじんじゃ)は、三重県松阪市六根町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「大国玉神社(伊勢国・多気郡)」に比定される式内社(小社)。
御祭神は、大國御魂神。現在までに、大土御祖神・市杵嶋姫命・菅原道真・早玉男命・須佐之男命を配祀する。『神名帳考証』では大己貴命とする。
創祀年代は不詳。櫛田川下流東岸の氾濫平野、機殿小学校の東、大福寺に隣接して鎮座する。
当地区は櫛田川と祓川とに挟まれた田園地帯で、神麻績機殿神社(上機殿)、神服織機殿神社(下機殿)の両社があり、伊勢の神宮(伊勢神宮)と関わりが深い。
鎮座地の六根町は神宮へ若菜を供するところと伝えられ、『神鳳抄』にある若菜御薗の御厨に比定されている地である。
当社は、近世には御薗神社と称し、近郷の氏神として崇敬された。明治16年(1883年)、社名を御薗神社から現社名に改称した。
明治41年(1908年)12月、式内大国玉神社と改称、明治42年(1909年)に以下の八社を合祀した。
・井口中村の須賀神社(須佐之男命・大山祇神)
・中河原の仲神社(豊城入彦命・須佐之男命)
・腹太の宇留布津神社(埴安姫命・大綿津見命)
・保津の天香山神社(八柱命・高嵜姫・須佐之男命・伊邪那岐命)
・新関の室垣不知元神社(天之忍穗耳命)
・魚見の魚見神社(天之忍穗耳命・須佐之男命・火之迦具土命・応神天皇・大山津見命)
・川島の魚海神社(豊玉彦命・豊玉姫命・月読荒魂命・天之忍穗耳命・須佐之男命)
・東久保の宇気比神社(天之忍穗耳命)
昭和10年(1935年)、氏子崇敬者の熱意により、上記八社の旧社地に分祀し、復興し、昭和62年(1987年)、境内社として八社を創立した。
例祭は3月15日で春祭。元旦祭が1月1日にある。
【ご利益】
五穀豊穣、家内安全、地域安全、子孫繁栄
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