大阪府堺市周辺、和泉国の式内社「大鳥」を冠する五つの神社
大鳥五社(おおとりごしゃ)とは、現在の大阪府堺市周辺、和泉国大鳥郡の式内社で、いずれも「大鳥」を冠する五つの神社の総称である。大鳥五社大明神とも。
現在の大鳥大社を中核に、その境内外摂社で構成され、大鳥大社の御祭神である日本武尊に対応して、三社では妃を一人ずつ奉斎し、もう一社は祖である天照大神を祀る。
なお、日本武尊の后の中でも著名な美夜受比売は含まれていない。
大鳥五社が形成されたのは鎌倉時代初期とされ、「大鳥荘」となったという。
貞応元年(1224年)、承久の乱の勲功により、伊豆国の御家人田代氏が地頭職に補せられ、周辺の荘園領主や在地住民と田代氏との間で激しい争いが繰り広げられた。
南北朝時代になると、大鳥大社を中核とした和泉五社が影響力を増してくることになる。

[祭神]日本武尊
[住所]堺市西区鳳北町1-1
[電話]072-262-0040

[祭神]吉備穴戸武媛命
[住所]堺市西区浜寺元町3-239
[電話]072-262-0040 - 大鳥大社

[祭神]天照大神
[住所]堺市西区鳳北町1-1-2
[電話]072-262-0040 - 大鳥大社

[祭神]弟橘姫命
[住所]堺市堺区宿院町東2-1-6
[電話]072-232-1029

[祭神]両道入姫命
[住所]高石市羽衣5-2-6
[電話]072-261-2157
【関連記事】
・神社いろいろ - 社格や形式などで神社を分類したまとめ - 神社めぐり全国編
現在の大鳥大社を中核に、その境内外摂社で構成され、大鳥大社の御祭神である日本武尊に対応して、三社では妃を一人ずつ奉斎し、もう一社は祖である天照大神を祀る。
なお、日本武尊の后の中でも著名な美夜受比売は含まれていない。
大鳥五社が形成されたのは鎌倉時代初期とされ、「大鳥荘」となったという。
貞応元年(1224年)、承久の乱の勲功により、伊豆国の御家人田代氏が地頭職に補せられ、周辺の荘園領主や在地住民と田代氏との間で激しい争いが繰り広げられた。
南北朝時代になると、大鳥大社を中核とした和泉五社が影響力を増してくることになる。
大鳥神社(名神) 大鳥大社

[祭神]日本武尊
[住所]堺市西区鳳北町1-1
[電話]072-262-0040
大鳥神社(小社) 大鳥北浜神社

[祭神]吉備穴戸武媛命
[住所]堺市西区浜寺元町3-239
[電話]072-262-0040 - 大鳥大社
大鳥美波比神社 大鳥美波比神社

[祭神]天照大神
[住所]堺市西区鳳北町1-1-2
[電話]072-262-0040 - 大鳥大社
大鳥井瀬神社 宿院頓宮

[祭神]弟橘姫命
[住所]堺市堺区宿院町東2-1-6
[電話]072-232-1029
大鳥濱神社 大鳥羽衣濱神社

[祭神]両道入姫命
[住所]高石市羽衣5-2-6
[電話]072-261-2157
【関連記事】
・神社いろいろ - 社格や形式などで神社を分類したまとめ - 神社めぐり全国編
コメント