古墳、奈良朝に常陸・河内を奉斎、境内社に式内「穂椋神社」
[住所]大阪府和泉市三林町591
[電話]0725-55-0627
春日神社(かすがじんじゃ)は、大阪府和泉市三林町にある神社。池田春日神社とも。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
本殿裏や参道の両側に古墳時代後期に構築された古墳が残っている。これらの古墳群は、地元の有力な氏族を祭祀したものと考えられている。
奈良時代の神護景雲2年(768年)、常陸国より武甕槌命・経津主命が大和国に遷宮の際、近郷の民がこの地に集い、頓宮を造営したのが当社の草創。
次いで、河内国の天児屋根命・比売大神を祭祀して、春日大明神とし、和泉国池田郷の鎮守となった。
神域は御林、上林とも称され、固有の神として氏神、産土の神、鎮守の杜となり、広く生活の中に伝承されてきたという。
江戸時代中期の享保3年(1718年)6月19日、神祇官より正一位の神位を授かり、南池田村・北池田村7ヶ村の守護神として崇敬されている。
社地は4万680坪、境内は5100坪。明治時代末期に、南池田村・北池田村の24の神社を合祀した。
例祭は10月10日。前後の土日には、子供だんじりで境内が賑わう。1月15日にはとんど焼き(左義長)がある。
旧暦初午の日には境内社の稲荷社の初午祭があり、もちまき・抽選会などが行われる。12月11日が冬宮祭で、総代会一同で注連縄作りが行われる。
境内社に、穂椋神社(ほくらじんじゃ)、意賀美神社(龗神・白山比売命)、水屋権現社、玉福稲荷神社(宇迦之御魂大神・佐田彦大神・大宮能売大神)がある。
穂椋神社は、『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 和泉国 和泉郡「穂椋神社」に比定される式内社(小社)である。
もとは和泉市和田町小倉山に鎮座し、『和泉国神明帳』には神階は従五位上とある。池野郷の一の宮だったという。御祭神は保食神。
明治5年(1872年)、村社に列した。大正4年(1915年)7月、当社境内に遷座した。旧地には現在、金刀比羅神社が鎮座している。
【ご利益】
武運長久・勝運、事業成功、学業・受験合格(公式HP)

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春日神社(かすがじんじゃ)は、大阪府和泉市三林町にある神社。池田春日神社とも。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
本殿裏や参道の両側に古墳時代後期に構築された古墳が残っている。これらの古墳群は、地元の有力な氏族を祭祀したものと考えられている。
奈良時代の神護景雲2年(768年)、常陸国より武甕槌命・経津主命が大和国に遷宮の際、近郷の民がこの地に集い、頓宮を造営したのが当社の草創。
次いで、河内国の天児屋根命・比売大神を祭祀して、春日大明神とし、和泉国池田郷の鎮守となった。
神域は御林、上林とも称され、固有の神として氏神、産土の神、鎮守の杜となり、広く生活の中に伝承されてきたという。
江戸時代中期の享保3年(1718年)6月19日、神祇官より正一位の神位を授かり、南池田村・北池田村7ヶ村の守護神として崇敬されている。
社地は4万680坪、境内は5100坪。明治時代末期に、南池田村・北池田村の24の神社を合祀した。
例祭は10月10日。前後の土日には、子供だんじりで境内が賑わう。1月15日にはとんど焼き(左義長)がある。
旧暦初午の日には境内社の稲荷社の初午祭があり、もちまき・抽選会などが行われる。12月11日が冬宮祭で、総代会一同で注連縄作りが行われる。
境内社に、穂椋神社(ほくらじんじゃ)、意賀美神社(龗神・白山比売命)、水屋権現社、玉福稲荷神社(宇迦之御魂大神・佐田彦大神・大宮能売大神)がある。
穂椋神社は、『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 和泉国 和泉郡「穂椋神社」に比定される式内社(小社)である。
もとは和泉市和田町小倉山に鎮座し、『和泉国神明帳』には神階は従五位上とある。池野郷の一の宮だったという。御祭神は保食神。
明治5年(1872年)、村社に列した。大正4年(1915年)7月、当社境内に遷座した。旧地には現在、金刀比羅神社が鎮座している。
【ご利益】
武運長久・勝運、事業成功、学業・受験合格(公式HP)

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