室町期に勧請、境内の萩に歯痛封じの霊験、9月には女神輿
[住所]東京都杉並区上荻1-21-7
[電話]03-3398-0517
荻窪白山神社(おぎくぼはくさんじんじゃ)は、東京都杉並区上荻にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。オリジナルの御朱印帳がある。
室町時代の文明年間(1469年-1487年)、関東管領だった上杉顕定の家臣、中田加賀守が、その屋敷内に加賀の五社権現を勧請、奉斎したことに始まる。
御祭神は伊邪那美命。古来より歯痛平癒の霊験による信仰が篤いことで知られている。
伝承によれば、中田加賀守の弟である兵庫が激しい歯痛に悩んでいた際、御神託により境内の萩で作った箸で食事をしたところ、歯痛が止んだという。
これを聞いた近隣の人々に歯痛平癒の霊験ありと広まり、参詣者が多くなったという。
『新編武蔵風土記稿』には「五社権現社」とあり、上荻窪村光明院が別当寺だったとある。
昭和42年(1967年)、社地の西側を通る環状八号線の拡張に伴い、社殿・社務所・玉垣など境内各施設の増・改築が行われた。
この際、旧社殿の長押から、納められた萩の箸が大量に発見されたという。当社の信仰の一端をうかがわせた。
境内社に、三峯神社・田守稲荷神社・正一位稲荷神社がある。また、ガラス戸の神輿庫がある。
その中には、昭和3年(1928年)に奉納された563キロの本社神輿、直径149センチの大太鼓がある。この太鼓は、大國魂神社や稲荷森稲荷神社のものに次ぐ、都内有数の大きさ。
例祭は9月8日で、秋季例大祭。約90メートルある参道にはいっぱいに露店が出る。前日7日に神輿渡御があり、夜は奉納演芸がある。
呼び物は何といっても女神輿。女神を奉斎していることにちなみ始められたという。例年約100人の地域の主婦、学生、会社員の女性が担ぎ手として参加する。
【ご利益】
歯痛封じ、病気平癒、女性の守護

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・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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荻窪白山神社(おぎくぼはくさんじんじゃ)は、東京都杉並区上荻にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。オリジナルの御朱印帳がある。
室町時代の文明年間(1469年-1487年)、関東管領だった上杉顕定の家臣、中田加賀守が、その屋敷内に加賀の五社権現を勧請、奉斎したことに始まる。
御祭神は伊邪那美命。古来より歯痛平癒の霊験による信仰が篤いことで知られている。
伝承によれば、中田加賀守の弟である兵庫が激しい歯痛に悩んでいた際、御神託により境内の萩で作った箸で食事をしたところ、歯痛が止んだという。
これを聞いた近隣の人々に歯痛平癒の霊験ありと広まり、参詣者が多くなったという。
『新編武蔵風土記稿』には「五社権現社」とあり、上荻窪村光明院が別当寺だったとある。
昭和42年(1967年)、社地の西側を通る環状八号線の拡張に伴い、社殿・社務所・玉垣など境内各施設の増・改築が行われた。
この際、旧社殿の長押から、納められた萩の箸が大量に発見されたという。当社の信仰の一端をうかがわせた。
境内社に、三峯神社・田守稲荷神社・正一位稲荷神社がある。また、ガラス戸の神輿庫がある。
その中には、昭和3年(1928年)に奉納された563キロの本社神輿、直径149センチの大太鼓がある。この太鼓は、大國魂神社や稲荷森稲荷神社のものに次ぐ、都内有数の大きさ。
例祭は9月8日で、秋季例大祭。約90メートルある参道にはいっぱいに露店が出る。前日7日に神輿渡御があり、夜は奉納演芸がある。
呼び物は何といっても女神輿。女神を奉斎していることにちなみ始められたという。例年約100人の地域の主婦、学生、会社員の女性が担ぎ手として参加する。
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