式内、鎌倉期までは一社だが、現在は東宮・西宮、4月だんじり
[住所]兵庫県南あわじ市八木徳野
[電話]0799-42-3210 - 上田八幡神社
笶原神社(やはらじんじゃ)は、兵庫県南あわじ市八木徳野にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 淡路国 三原郡「笶原神社」に比定される式内社(小社)。
笑原神社(えはらじんじゃ)ともされるが、誤りだという。現在は、東宮(八木徳野190)と西宮(八木徳野59-1)というように、東西に二つの宮がある。
そのため、笶原神社東宮・笶原神社西宮とも呼ばれるが、兵庫県神社庁では、東宮を笶原神社、西宮を笶原西宮神社(笶原大明神)としている。
『淡路国大田文』に「笶原宮一所」と記され、鎌倉時代までは一社だったことが確認されている。
『淡路常磐草』によれば、「東宮明神といふ。西宮に対して云也」、『淡路草』に「野原神社二社あり。小き方を正とす」などとある。
小き方とは西宮のことであり、西宮を元社とする説がいくつかある。東西宮いずれも主祭神は素盞鳴尊。東宮では、月読命・少彦名命を合祀している。
『八木村誌』によれば、明治6年(1873年)に、東宮が村社に列した際、西宮は東宮に合祀されたともされるが、現在まで両社存続している。
平成15年(2003年)の合併で、三原町が南あわじ市となり、八木笶原徳野という町名が消滅、単に八木徳野となり、当社名が地名から失われた。
例祭はいずれも4月5日。春祭りで、だんじりが出る。
東宮の境内には、本殿の背後に大きなイチョウの木がある。幹周長は3.31メートル。両側に小振りのイチョウがある。また、境内社に広峯社がある。
また、西宮の境内社に、金比羅神社・若宮神社・対馬神社がある。
なお、丹後国加佐郡にも同名の式内社がある。
【ご利益】
厄災除け、病魔退散、病気平癒、出世開運

【関連記事】
・兵庫県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、兵庫県に鎮座している神社の一覧
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笶原神社(やはらじんじゃ)は、兵庫県南あわじ市八木徳野にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 淡路国 三原郡「笶原神社」に比定される式内社(小社)。
笑原神社(えはらじんじゃ)ともされるが、誤りだという。現在は、東宮(八木徳野190)と西宮(八木徳野59-1)というように、東西に二つの宮がある。
そのため、笶原神社東宮・笶原神社西宮とも呼ばれるが、兵庫県神社庁では、東宮を笶原神社、西宮を笶原西宮神社(笶原大明神)としている。
『淡路国大田文』に「笶原宮一所」と記され、鎌倉時代までは一社だったことが確認されている。
『淡路常磐草』によれば、「東宮明神といふ。西宮に対して云也」、『淡路草』に「野原神社二社あり。小き方を正とす」などとある。
小き方とは西宮のことであり、西宮を元社とする説がいくつかある。東西宮いずれも主祭神は素盞鳴尊。東宮では、月読命・少彦名命を合祀している。
『八木村誌』によれば、明治6年(1873年)に、東宮が村社に列した際、西宮は東宮に合祀されたともされるが、現在まで両社存続している。
平成15年(2003年)の合併で、三原町が南あわじ市となり、八木笶原徳野という町名が消滅、単に八木徳野となり、当社名が地名から失われた。
例祭はいずれも4月5日。春祭りで、だんじりが出る。
東宮の境内には、本殿の背後に大きなイチョウの木がある。幹周長は3.31メートル。両側に小振りのイチョウがある。また、境内社に広峯社がある。
また、西宮の境内社に、金比羅神社・若宮神社・対馬神社がある。
なお、丹後国加佐郡にも同名の式内社がある。
【ご利益】
厄災除け、病魔退散、病気平癒、出世開運

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