神日本磐余彦命を祀る鞍居十二社権現、旧記焼失、10月に獅子舞
[住所]兵庫県赤穂郡上郡町野桑953-2
[電話]0791-52-1135
鞍居神社(くらいじんじゃ)は、兵庫県赤穂郡上郡町野桑にある神社。野桑神社とも呼ばれる。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 赤穂郡「鞍居神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
創建・創祀年代は不詳。往古より鞍居十二社権現と称したという。御祭神は、神日本磐余彦命であり、天神七代・地神五代を配祀する。
白旗山の東麓にあり、南北朝時代には赤松則村の崇敬を受けた。しかし、戦国時代の天文年間(1532年-1554年)、尼子晴久の兵火にかかり、旧記や社殿がことごとく焼失した。
その後、里人が小祠を営み、奉祀が続けられた。
江戸時代初期の慶長5年(1600年)、池田輝興が赤穂郡5万石を領した後、早魃に際して、富満寺満勝院に祈雨の参詣を行った。
その途中、当社に参拝し、その衰微を嘆き、当社の社殿を再興、祭祀に関わる費用を寄進したという。
江戸時代中期の安永8年(1779年)と天明2年(1782年)の旧記があったが、当時の神主である隠岐和泉守の居宅が2度の火災に遭い、ことごとく焼失したという。
明治5年(1872年)、金出地の同名神社との間で式内論争があったが、旧記の焼失が響き、比定とはならなかった。
明治7年(1874年)2月、村社に列し、明治14年(1881年)、幣殿と拝殿が再建された。
例祭は10月19日近い日曜日で、秋季大祭。境内において、獅子舞などが奉納される。
【ご利益】
厄災除け、事業成功、開運招福
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・兵庫県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、兵庫県に鎮座している神社の一覧
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鞍居神社(くらいじんじゃ)は、兵庫県赤穂郡上郡町野桑にある神社。野桑神社とも呼ばれる。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 赤穂郡「鞍居神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
創建・創祀年代は不詳。往古より鞍居十二社権現と称したという。御祭神は、神日本磐余彦命であり、天神七代・地神五代を配祀する。
白旗山の東麓にあり、南北朝時代には赤松則村の崇敬を受けた。しかし、戦国時代の天文年間(1532年-1554年)、尼子晴久の兵火にかかり、旧記や社殿がことごとく焼失した。
その後、里人が小祠を営み、奉祀が続けられた。
江戸時代初期の慶長5年(1600年)、池田輝興が赤穂郡5万石を領した後、早魃に際して、富満寺満勝院に祈雨の参詣を行った。
その途中、当社に参拝し、その衰微を嘆き、当社の社殿を再興、祭祀に関わる費用を寄進したという。
江戸時代中期の安永8年(1779年)と天明2年(1782年)の旧記があったが、当時の神主である隠岐和泉守の居宅が2度の火災に遭い、ことごとく焼失したという。
明治5年(1872年)、金出地の同名神社との間で式内論争があったが、旧記の焼失が響き、比定とはならなかった。
明治7年(1874年)2月、村社に列し、明治14年(1881年)、幣殿と拝殿が再建された。
例祭は10月19日近い日曜日で、秋季大祭。境内において、獅子舞などが奉納される。
【ご利益】
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