篠山川と佐治川の合流点、播磨・丹波の分岐点に鎮座する安産の神
[住所]兵庫県西脇市黒田庄町小苗字前田82
[電話]0795-28-2284 - 兵主神社

古奈為神社(こなえじんじゃ)は、兵庫県西脇市黒田庄町にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 多可郡「古奈爲神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。

小苗は、西脇市黒田庄町の北端で、その南は、黒田官兵衛生誕地とされる黒田庄黒田がある。

創祀・創建の年代は不詳。鎮座地は、丹波国の篠山川と佐治川が合流して加古川に流入する地。丹波国と播磨国の分岐点にあたる。

御祭神は、木花開耶姫命和産霊神。古くから女神を祀る社として崇敬され、産室の御神威による、安産の神として尊信された。

鎌倉時代の弘安10年(1287年)7月、社殿が造営された。江戸時代前期の承応4年(1655年)には本殿が建立された。

江戸時代中期の享保20年(1735年)3月、社殿が造営された。「子動明神」「伊次三社大明神」「齋大明神」と呼ばれ、旧別当寺は就泉寺だった。

明治7年(1874年)2月、村社に列し、大正10年(1921年)1月25日、神饌幣帛料供進社に指定された。例祭は10月10日。

【ご利益】
子宝・安産、五穀豊穣、商売繁盛
古奈為神社 兵庫県西脇市黒田庄町
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