八幡が合併、江梨が「えなし」、「文梨」となった式内論社
神明神社 静岡県沼津市西浦江梨77
[住所]静岡県沼津市西浦江梨77
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神明神社(しんめいじんじゃ)は、静岡県沼津市西浦江梨にある神社。神明八幡神社とも。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「文梨神社(伊豆国・田方郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。江戸時代には、神明社とも、八幡社とも呼ばれたという。御祭神は、天照大神櫲樟日命品陀和気命

現在も社号標には「神明」「八幡」が併記されている。当社の例祭は9月15日。境内入口や、社殿の左右に多くの境内社がある。

鎮座地の江梨を「えなし」と読み、「え」と「文」が混同され、文梨となった、という式内論社。

ただし、『伊豆国神階帳』には「ちちなし」とあり、文梨は「父梨」の誤記とする説がある。

他の論社に、三島市中島の左内神社、函南町塚本の満宮神社があるが、これらはいずれもこの「ちちなし」を根拠としている。

【ご利益】
開運招福、厄災除け、安産
神明神社 静岡県沼津市西浦江梨
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