三島神の若宮である物忌奈命が鎌倉期に遷座、竹麻三座の一つ
[住所]静岡県賀茂郡南伊豆町湊839
[電話]-
若宮神社(わかみやじんじゃ)は、静岡県賀茂郡南伊豆町湊にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「竹麻神社三座(伊豆国・賀茂郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では無格社。
社伝によれば、平安時代の嘉祥3年(850年)の創祀。現在の月間神社が母体となる。
式内社「竹麻神社三座」は、三嶋神とその后神である阿波神、御子神である物忌奈命の3柱、とされる場合がある。
まず、后神である阿波神が朝日里、現在の吉佐美(八幡宮)に分祀され、さらに、他の神々は鎌倉時代の建久3年(1192年)、手石へ遷宮した。
その際に、御子神である物忌奈命を、現在地へ分祀したのが当社だという。当社の御祭神は、物忌奈命。
東京都神津島村の物忌奈命神社の御祭神と同体、となる。ただ、由緒によれば、式内当時は月間神社で奉斎されており、当地で祭祀されていたわけではないことになる。
本来は、三嶋神の若宮だが、若宮といえば八幡神のイメージは今でも強く、往時も誤解され、若宮八幡と記されることが多かったという。
例祭は11月2日。この地域では毎年11月1日・2日が太鼓祭りとなる。当社では他に、神楽、神輿、山車、子供神輿で賑わう。
境内社に、辨天神社(市杵島姫命)と山神社(大山祇命)、天神神社(菅原道真)と稲荷神社(倉稲魂命)がある。
他に、小童神社(少童命)がある。これらは相殿神ともされたことがあったが、現在は別の社殿で祀られているようだ。
なお、式内社「竹麻神社三座」の論社は他に、下田市の高馬の竹麻神社、本郷の浅間神社、柿崎の三島神社、南伊豆町青市の三島神社、がある。
【ご利益】
水難除け、海上安全、大漁満足

【関連記事】
・静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧
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若宮神社(わかみやじんじゃ)は、静岡県賀茂郡南伊豆町湊にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「竹麻神社三座(伊豆国・賀茂郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では無格社。
社伝によれば、平安時代の嘉祥3年(850年)の創祀。現在の月間神社が母体となる。
式内社「竹麻神社三座」は、三嶋神とその后神である阿波神、御子神である物忌奈命の3柱、とされる場合がある。
まず、后神である阿波神が朝日里、現在の吉佐美(八幡宮)に分祀され、さらに、他の神々は鎌倉時代の建久3年(1192年)、手石へ遷宮した。
その際に、御子神である物忌奈命を、現在地へ分祀したのが当社だという。当社の御祭神は、物忌奈命。
東京都神津島村の物忌奈命神社の御祭神と同体、となる。ただ、由緒によれば、式内当時は月間神社で奉斎されており、当地で祭祀されていたわけではないことになる。
本来は、三嶋神の若宮だが、若宮といえば八幡神のイメージは今でも強く、往時も誤解され、若宮八幡と記されることが多かったという。
例祭は11月2日。この地域では毎年11月1日・2日が太鼓祭りとなる。当社では他に、神楽、神輿、山車、子供神輿で賑わう。
境内社に、辨天神社(市杵島姫命)と山神社(大山祇命)、天神神社(菅原道真)と稲荷神社(倉稲魂命)がある。
他に、小童神社(少童命)がある。これらは相殿神ともされたことがあったが、現在は別の社殿で祀られているようだ。
なお、式内社「竹麻神社三座」の論社は他に、下田市の高馬の竹麻神社、本郷の浅間神社、柿崎の三島神社、南伊豆町青市の三島神社、がある。
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