式内「多祁伊志豆伎命神社」の論社の「筏場瀧権現」か?
[住所]静岡県賀茂郡河津町川津筏場1427
[電話]-
瀧山神社(たきやまじんじゃ、滝山神社)は、静岡県賀茂郡河津町川津筏場にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「多祁伊志豆伎命神社(伊豆国・賀茂郡)」に比定される式内社(小社)の参考社。
江戸時代初期の元和3年(1617年)11月の創建と伝えがある。同年の棟札も現存している。
もとは熊野神社とか熊野権現と称した。場所も現在地よりかなり登った滝山に鎮座していた。
社の傍に滝があったので現社号に改めたと言われている。御祭神は、伊佐那岐尊。例祭は10月14日。
『伊豆国式社考』は、「筏場瀧権現」を式内社「多祁伊志豆伎命神社」に比定している。
当社がその「筏場瀧権現」に合致するかどうかは確証がない。ただ、『増訂 豆州志稿』に当社は「瀧ノ権現」と呼ばれたとある。
また、江戸時代前期の棟札にも、明暦(1655年-1658年)の札に「滝権現」、延宝(1673年-1681年)・貞享(1684年-1688年)の札3枚に「滝之権現」とある。
そして、江戸時代中期の享保年間(1716年-1736年)以降には「滝山権現」となる。
河津町には、河津七滝という名所が存在するが、それは「筏場」ではなく、「梨本」。地名から見ても、やはり「筏場瀧権現」は当社か。
江戸初期の創建は、式内旧地での新規創建などの可能性もあるものの、どちらにしろ、式内社が「筏場瀧権現」であるとの説は現在、有力視されていない。
他の論社に、河津町見高の見高神社、下田市高馬の竹麻神社、南伊豆町の一色の姫宮神社に合祀の三島神社、青野と蝶ヶ野の三島神社などがある。
【ご利益】
リフレッシュ、厄災除け、家内安全
【関連記事】
・静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧
[電話]-
瀧山神社(たきやまじんじゃ、滝山神社)は、静岡県賀茂郡河津町川津筏場にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「多祁伊志豆伎命神社(伊豆国・賀茂郡)」に比定される式内社(小社)の参考社。
江戸時代初期の元和3年(1617年)11月の創建と伝えがある。同年の棟札も現存している。
もとは熊野神社とか熊野権現と称した。場所も現在地よりかなり登った滝山に鎮座していた。
社の傍に滝があったので現社号に改めたと言われている。御祭神は、伊佐那岐尊。例祭は10月14日。
『伊豆国式社考』は、「筏場瀧権現」を式内社「多祁伊志豆伎命神社」に比定している。
当社がその「筏場瀧権現」に合致するかどうかは確証がない。ただ、『増訂 豆州志稿』に当社は「瀧ノ権現」と呼ばれたとある。
また、江戸時代前期の棟札にも、明暦(1655年-1658年)の札に「滝権現」、延宝(1673年-1681年)・貞享(1684年-1688年)の札3枚に「滝之権現」とある。
そして、江戸時代中期の享保年間(1716年-1736年)以降には「滝山権現」となる。
河津町には、河津七滝という名所が存在するが、それは「筏場」ではなく、「梨本」。地名から見ても、やはり「筏場瀧権現」は当社か。
江戸初期の創建は、式内旧地での新規創建などの可能性もあるものの、どちらにしろ、式内社が「筏場瀧権現」であるとの説は現在、有力視されていない。
他の論社に、河津町見高の見高神社、下田市高馬の竹麻神社、南伊豆町の一色の姫宮神社に合祀の三島神社、青野と蝶ヶ野の三島神社などがある。
【ご利益】
リフレッシュ、厄災除け、家内安全
【関連記事】
・静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧
コメント