石姫(いしき)の伊波比咩命を祀る式内社、相殿含め式内二論社
[住所]静岡県賀茂郡南伊豆町一色820
[電話]-
姫宮神社(ひめみやじんじゃ)は、静岡県賀茂郡南伊豆町一色にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「伊波比咩命神社(伊豆国・賀茂郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。御祭神は、伊波比咩命。『伊豆国神階帳』に、「従四位上 いわ姫の明神」とある。
石姫を祀る神社で、地名の一色は、石姫(いしき)の読みから転訛したものという説がある。
伊波比咩命は、磐長姫命とする説がある。同じく賀茂郡の式内社「伊波乃比咩命神社」と同じ御祭神とする説もあるという。
式内社「伊波乃比咩命神社」の論社として、雲見浅間神社、東京都三宅村坪田の二宮神社に合祀された式内同名神社がある。
古記録には、「白岩村小川ノ子安明神」とあり、子安貝が化石化したものを御神体としているという。
江戸時代はに「姫宮明神」と称し、江戸時代前期の慶安4年(1651年)、延宝5年(1677年)に社殿が再建された。
『伊豆志』によると、本殿は一棟三扉あり、中央が姫宮、左に権現、右に御霊が祀られているとという。
慶安4年の棟札には、「姫宮大明神、御両宮、権現宮三社御宝殿」とある。また、当社を式内社「阿米都加多比咩神社」とする説もある。
式内社「阿米都加多比咩神社」の論社は他に、南伊豆町下小野の三島神社、南伊豆町妻良の三島神社がある。
明治6年(1873年)9月、村社に列した。相殿の三島神社(事代主命)、八幡神社(誉田別命)は大正6年(1917年)、字才ノ神鎮座の社を合祀したもの。
この三島神社は、式内社「多祁伊志豆伎命神社」の論社。他に、下田市高馬の竹麻神社、河津町の見高神社・瀧山神社、南伊豆町の青野と蝶ヶ野の三島神社などが論社となっている。
例祭は11月1日・2日。小稲地区を除く南伊豆町内各地区で行われる南伊豆町太鼓祭りの時期と重なる。
各地区では、太鼓や笛に合わせ太鼓台や花車が練り歩く。南伊豆町には34地区あり、それぞれの地区で特色のある太鼓祭りが行われ、伝統文化を継承している。
社叢はヒノキ、コウヨウザン、ウバメガシ、ヤマモモ、モチノキが見られる。社殿裏にはウバメガシ、タブノキ、イヌマキなどがある。
【ご利益】
健康長寿、身体壮健、地域安全、家内安全
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姫宮神社(ひめみやじんじゃ)は、静岡県賀茂郡南伊豆町一色にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「伊波比咩命神社(伊豆国・賀茂郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。御祭神は、伊波比咩命。『伊豆国神階帳』に、「従四位上 いわ姫の明神」とある。
石姫を祀る神社で、地名の一色は、石姫(いしき)の読みから転訛したものという説がある。
伊波比咩命は、磐長姫命とする説がある。同じく賀茂郡の式内社「伊波乃比咩命神社」と同じ御祭神とする説もあるという。
式内社「伊波乃比咩命神社」の論社として、雲見浅間神社、東京都三宅村坪田の二宮神社に合祀された式内同名神社がある。
古記録には、「白岩村小川ノ子安明神」とあり、子安貝が化石化したものを御神体としているという。
江戸時代はに「姫宮明神」と称し、江戸時代前期の慶安4年(1651年)、延宝5年(1677年)に社殿が再建された。
『伊豆志』によると、本殿は一棟三扉あり、中央が姫宮、左に権現、右に御霊が祀られているとという。
慶安4年の棟札には、「姫宮大明神、御両宮、権現宮三社御宝殿」とある。また、当社を式内社「阿米都加多比咩神社」とする説もある。
式内社「阿米都加多比咩神社」の論社は他に、南伊豆町下小野の三島神社、南伊豆町妻良の三島神社がある。
明治6年(1873年)9月、村社に列した。相殿の三島神社(事代主命)、八幡神社(誉田別命)は大正6年(1917年)、字才ノ神鎮座の社を合祀したもの。
この三島神社は、式内社「多祁伊志豆伎命神社」の論社。他に、下田市高馬の竹麻神社、河津町の見高神社・瀧山神社、南伊豆町の青野と蝶ヶ野の三島神社などが論社となっている。
例祭は11月1日・2日。小稲地区を除く南伊豆町内各地区で行われる南伊豆町太鼓祭りの時期と重なる。
各地区では、太鼓や笛に合わせ太鼓台や花車が練り歩く。南伊豆町には34地区あり、それぞれの地区で特色のある太鼓祭りが行われ、伝統文化を継承している。
社叢はヒノキ、コウヨウザン、ウバメガシ、ヤマモモ、モチノキが見られる。社殿裏にはウバメガシ、タブノキ、イヌマキなどがある。
【ご利益】
健康長寿、身体壮健、地域安全、家内安全
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