日本武尊が祭祀した島の根の地、徳川吉宗ゆかり、囃子や神楽
[住所]東京都足立区島根4-25-1
[電話]03-3883-6140
鷲神社(わしじんじゃ)は、東京都足立区島根にある神社。島根鷲神社とも。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
往古、入江の中で島の根のように出た景勝地だった当地は、諸神が船で上陸した場所とされ、日本武尊が神々を尊び祀ったと伝えられる。
この事跡から日本武尊を称え、「大鷲尊」「浮島明神」と称された。そうであれば、第12代景行天皇の時代の創祀となる。
鎌倉時代末期の文保2年(1318年)、旧島根村の鎮守として中興され、大鷲神社と称された。
室町時代の応永20年(1413年)、大宮氷川神社の高鼻家文書には、足利将軍家より寄進があったと記されている。
江戸時代前期の元禄8年(1695年)、村内に点在していた七祠のうち、八幡社(誉田別命)と明神社(国常立命)の二柱が合祀された。
江戸時代中期の享保6年(1716年)10月28日、鷹狩りの途中に8代将軍徳川吉宗が当社に立ち寄り、境内で開かれていた島根学問所を褒賞したという。
吉宗将軍御成吉田順庵先生島根学問所跡として今に伝わる。また、吉宗が腰掛けたとされる将軍石などがある。
江戸時代後期の享和2年(1802年)、明神型鳥居が建立された。現存し、区登録有形民俗文化財となっている。
明治6年(1873年)7月7日、村社に列した。現在の社殿は、昭和31年(1956)9月の造営で、神明造。
現在までに、須佐之男命・天照大御神も奉斎する。
例祭は9月17日。大神輿や山車、島根囃子屋台 氏子奉納行事などがある。11月酉の日には酉の待ち、酉の市があり、十二座からなる島根神代神楽が奉納される。
これら島根囃子や、島根神代神楽は、区の登録無形民俗文化財になっている。島根ばやし中興の祖とされる田口峰吉の記念石碑が境内にある。
境内社に、三峰神社(国魂大神・島宮天満宮・熊野大神)、靖国・吾妻・胡録・稲荷・月夜見・弁天などがある。
本殿脇には富士塚があり、島根富士と呼ばれる。小御嶽神社(磐長媛命)、奥宮(木花開耶媛命)がそれぞれ小石祠で祀られている。
竹塚神社・六月八幡神社・栗原氷川神社を兼務しており、それらの御朱印も当社で拝受できる。
【ご利益】
開運招福、交通安全、安産、厄災除け(公式HP)
【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
[電話]03-3883-6140
鷲神社(わしじんじゃ)は、東京都足立区島根にある神社。島根鷲神社とも。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
往古、入江の中で島の根のように出た景勝地だった当地は、諸神が船で上陸した場所とされ、日本武尊が神々を尊び祀ったと伝えられる。
この事跡から日本武尊を称え、「大鷲尊」「浮島明神」と称された。そうであれば、第12代景行天皇の時代の創祀となる。
鎌倉時代末期の文保2年(1318年)、旧島根村の鎮守として中興され、大鷲神社と称された。
室町時代の応永20年(1413年)、大宮氷川神社の高鼻家文書には、足利将軍家より寄進があったと記されている。
江戸時代前期の元禄8年(1695年)、村内に点在していた七祠のうち、八幡社(誉田別命)と明神社(国常立命)の二柱が合祀された。
江戸時代中期の享保6年(1716年)10月28日、鷹狩りの途中に8代将軍徳川吉宗が当社に立ち寄り、境内で開かれていた島根学問所を褒賞したという。
吉宗将軍御成吉田順庵先生島根学問所跡として今に伝わる。また、吉宗が腰掛けたとされる将軍石などがある。
江戸時代後期の享和2年(1802年)、明神型鳥居が建立された。現存し、区登録有形民俗文化財となっている。
明治6年(1873年)7月7日、村社に列した。現在の社殿は、昭和31年(1956)9月の造営で、神明造。
現在までに、須佐之男命・天照大御神も奉斎する。
例祭は9月17日。大神輿や山車、島根囃子屋台 氏子奉納行事などがある。11月酉の日には酉の待ち、酉の市があり、十二座からなる島根神代神楽が奉納される。
これら島根囃子や、島根神代神楽は、区の登録無形民俗文化財になっている。島根ばやし中興の祖とされる田口峰吉の記念石碑が境内にある。
境内社に、三峰神社(国魂大神・島宮天満宮・熊野大神)、靖国・吾妻・胡録・稲荷・月夜見・弁天などがある。
本殿脇には富士塚があり、島根富士と呼ばれる。小御嶽神社(磐長媛命)、奥宮(木花開耶媛命)がそれぞれ小石祠で祀られている。
竹塚神社・六月八幡神社・栗原氷川神社を兼務しており、それらの御朱印も当社で拝受できる。
【ご利益】
開運招福、交通安全、安産、厄災除け(公式HP)
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