静岡三島を勧請か、駅名の起源、9月に古式の小学生奉納相撲
[住所]東京都青梅市日向和田2-317
[電話]0428-22-7246

和田乃神社(わだのじんじゃ)は、東京都青梅市日向和田にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

創建年代は不詳。古老の伝によれば、静岡県三島神社の御分霊を賜わっての創始だとも。

御祭神は大山祇神磐長比売神茅野比売神。大山祇神にとっては、娘の一人と妻。しかし、磐長比売神は妻である茅野比売神との子ではない。

日影和田(旧吉野村)と、多摩川をはさんで和田村と称して一村のころ、和田明神と称した総鎮守だった。その後、多摩川を境として分村し、三島明神と唱えた。

江戸時代前期の寛文8年(1668年)、畑1反7畝2歩が寄進され、江戸時代中期の寛政5年(1793年)には社殿が改修された。

明治維新となり、明治2年(1869年)、現社号に改称、明治6年(1873年)には村社に列した。

明治40年(1907年)8月、幣殿と拝殿が造営された。最寄り駅はJR青梅線宮ノ平駅で、駅名は当社に由来する。

境内面積は333坪、1099平米で、社宝として神鏡があるという。

例祭は9月第1日曜日で、江戸時代から続くとされる古式の、小学生による奉納相撲が行われる。

【ご利益】
家内安全、地域安全、健康長寿、身体壮健
和田乃神社 東京都青梅市日向和田
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