対馬北部を代表する標高479メートルの御岳の頂上手前に鎮座
島大國魂神社 長崎県対馬市上県町御嶽
[住所]長崎県対馬市上県町御嶽
[電話]-

島大國魂神社(しまおおくにたまじんじゃ)は、長崎県対馬市上県町御嶽にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 対馬国 上県郡「嶋大國魂御子神社/島大国魂神社」に比定される式内社(小社)の論社。

古来より神聖視された、標高479メートルの御岳(御嶽)の頂上手前に鎮座する。山頂には、蔵王権現の石像が安置されている。

かつては日本最大級のキツツキ「キタタキ」が生息し、現在でもツシマヤマネコなどの珍しい動物・野鳥が生息。対馬北部を代表する名山。

モミの巨木群が林立し、ツシマヤマネコを対象とする「御岳特定動物生息地保護林」に指定されている。

車道の大鳥居は大きいが、二ノ鳥居以降、やや新しい社殿が一つあり、社殿傍らに不動尊があるのみ。

御祭神は不詳。中世以降、山岳信仰の霊場であり、今でも特殊な信仰の信者が登る聖地だという。

上対馬の最高峰に国魂神を祀ったとされるが、『對州神社誌』には当社の記載はない。

なお、式内社「嶋大國魂神社」の論社は他に、上対馬町豊の島大國魂神社那祖師神社、上県町佐須奈の嶋大國魂御子神社がある。

【ご利益】
リフレッシュ
島大國魂神社 長崎県対馬市上県町御嶽2
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