上対馬の東岸、琴崎の付け根の琴港に鎮座、「胡簶神社」とも
[住所]長崎県対馬市上対馬町琴3
[電話]-
胡簶御子神社(ころくみこじんじゃ、コロク御子神社)は、長崎県対馬市上対馬町琴にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 対馬国 上県郡「胡簶御子神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
上対馬の東側、日本海側にある、半島状になっている琴崎の付け根、琴港に鎮座する。
創祀年代は不詳。神功皇后が奉斎したという伝承が残っている。御祭神は、表筒男命・中筒男命・底筒男命の住吉三神と、磯武良(安曇磯良)。
当社東方、琴崎の先端に鎮座する胡簶神社と同様、「ころく」と読むが、「やなぐい」とも「しこ」とも読む。
式内社として、「胡簶神社」「胡簶御子神社」があり、現在は東に胡簶神社、西に当社がある。
しかし、これはもとは逆で、当社が式内社「胡簶神社」、胡簶神社が式内社「胡簶御子神社」ではないかとする説がある。
また、現在は胡簶神社の境内社となっている山本しこ島明神が、もとの式内社「胡簶神社」で、その旧地が、現在の当社鎮座地の付近ともされる。
伝承として、昔、小島トメという老巫女がこの浜で金色の鱗をした蛇を見つけた。その時、海が金色に光り、一緒に磯をしていた人たちは驚いて逃げた。
巫女であるトメは恐れ騒がず、もっと小さくなってくださいと頼んだところ、たちまち小さくなった。
それを竹で編んだショゥケという容器ですくい上げ、御神体として祀ったという。
『對州神社誌』には「がうの浦」と記され、御神体は勢至観音と記されているという。
式内社「胡簶御子神社」の論社は、胡簶神社の他、上対馬町芦見の能理刀神社、峰町木坂の海神神社が、式内社「胡簶神社」の他の論社に、胡簶神社、海神神社がある。
【ご利益】
水難除け、海上安全、大漁満足
【関連記事】
・長崎県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、長崎県に鎮座している神社の一覧
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胡簶御子神社(ころくみこじんじゃ、コロク御子神社)は、長崎県対馬市上対馬町琴にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 対馬国 上県郡「胡簶御子神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
上対馬の東側、日本海側にある、半島状になっている琴崎の付け根、琴港に鎮座する。
創祀年代は不詳。神功皇后が奉斎したという伝承が残っている。御祭神は、表筒男命・中筒男命・底筒男命の住吉三神と、磯武良(安曇磯良)。
当社東方、琴崎の先端に鎮座する胡簶神社と同様、「ころく」と読むが、「やなぐい」とも「しこ」とも読む。
式内社として、「胡簶神社」「胡簶御子神社」があり、現在は東に胡簶神社、西に当社がある。
しかし、これはもとは逆で、当社が式内社「胡簶神社」、胡簶神社が式内社「胡簶御子神社」ではないかとする説がある。
また、現在は胡簶神社の境内社となっている山本しこ島明神が、もとの式内社「胡簶神社」で、その旧地が、現在の当社鎮座地の付近ともされる。
伝承として、昔、小島トメという老巫女がこの浜で金色の鱗をした蛇を見つけた。その時、海が金色に光り、一緒に磯をしていた人たちは驚いて逃げた。
巫女であるトメは恐れ騒がず、もっと小さくなってくださいと頼んだところ、たちまち小さくなった。
それを竹で編んだショゥケという容器ですくい上げ、御神体として祀ったという。
『對州神社誌』には「がうの浦」と記され、御神体は勢至観音と記されているという。
式内社「胡簶御子神社」の論社は、胡簶神社の他、上対馬町芦見の能理刀神社、峰町木坂の海神神社が、式内社「胡簶神社」の他の論社に、胡簶神社、海神神社がある。
【ご利益】
水難除け、海上安全、大漁満足
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