戦国時代創建の伊勢宮、明治期に改称、村内の天神・稲荷を合祀
[住所]東京都世田谷区経堂4-33-2
[電話]03-3420-2674
経堂天祖神社(きょうどうてんそじんじゃ)は、東京都世田谷区経堂にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『新編武蔵国風土記稿』によれば、鎮座の年代は不詳だが、古老の伝えでは、戦国時代の永正4年(1507年)の創建だという。
長らく伊勢宮、伊勢の宮と呼ばれ、現在も別称を伊勢宮としている。地元では「お伊勢さま」と親しまれている。
江戸時代まで、旧別当寺は曹洞宗福昌寺で、経堂在家村の鎮守だった。しかし、長らく無住で、荒れ果てていたこともあるという。
明治7年(1874年)、村社に列し、宮号の使用禁止にともない、天祖神社に改称した。
明治41年(1908年)、神社合祀令に対応して、村内の天神社、四つの稲荷社など複数の神社を合祀した。現存の鳥居と石灯籠には、この時の合祀記念の銘がある。
現在までに御祭神は、天祖大御神(天照大神)・稲荷大神(宇迦御魂神)・北野大神(菅原道真)。
現社殿は、昭和51年(1976年)に用賀神社から移築されたもの。脇にある旧神楽殿が旧社殿で、明治6年(1873年)の建築。
現在の神楽殿は平成11年(1999年)の造営になる。境内社に、稲荷の小祠がある他、胞衣塚などがある。
例祭は、もとは旧暦9月26日だったが、新暦以降10月2日・3日に改められ、現在は10月第1土・日曜日になっている。
経堂流(きょうどうりゅう)といわれている「安宅囃子(あたかばやし)」が伝わる。曲目の「安宅崩(あたかくず)し」に由来し、テンポが速く威勢のいい囃子。
例大祭の他、元旦の0時から2時まで、神楽舞が奉納される。元旦の同時間帯には甘酒接待もある。1月14日にはお焚き上げがある。
【ご利益】
開運招福、五穀豊穣・商売繁盛、学業・受験合格(公式HP)
【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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経堂天祖神社(きょうどうてんそじんじゃ)は、東京都世田谷区経堂にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『新編武蔵国風土記稿』によれば、鎮座の年代は不詳だが、古老の伝えでは、戦国時代の永正4年(1507年)の創建だという。
長らく伊勢宮、伊勢の宮と呼ばれ、現在も別称を伊勢宮としている。地元では「お伊勢さま」と親しまれている。
江戸時代まで、旧別当寺は曹洞宗福昌寺で、経堂在家村の鎮守だった。しかし、長らく無住で、荒れ果てていたこともあるという。
明治7年(1874年)、村社に列し、宮号の使用禁止にともない、天祖神社に改称した。
明治41年(1908年)、神社合祀令に対応して、村内の天神社、四つの稲荷社など複数の神社を合祀した。現存の鳥居と石灯籠には、この時の合祀記念の銘がある。
現在までに御祭神は、天祖大御神(天照大神)・稲荷大神(宇迦御魂神)・北野大神(菅原道真)。
現社殿は、昭和51年(1976年)に用賀神社から移築されたもの。脇にある旧神楽殿が旧社殿で、明治6年(1873年)の建築。
現在の神楽殿は平成11年(1999年)の造営になる。境内社に、稲荷の小祠がある他、胞衣塚などがある。
例祭は、もとは旧暦9月26日だったが、新暦以降10月2日・3日に改められ、現在は10月第1土・日曜日になっている。
経堂流(きょうどうりゅう)といわれている「安宅囃子(あたかばやし)」が伝わる。曲目の「安宅崩(あたかくず)し」に由来し、テンポが速く威勢のいい囃子。
例大祭の他、元旦の0時から2時まで、神楽舞が奉納される。元旦の同時間帯には甘酒接待もある。1月14日にはお焚き上げがある。
【ご利益】
開運招福、五穀豊穣・商売繁盛、学業・受験合格(公式HP)
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