鎌倉期に勧請、北条氏綱が修繕・祝祭、関東大震災の時の神輿
[住所]東京都杉並区堀ノ内2-6-6
[電話]03-3313-0459
堀ノ内熊野神社(ほりのうちくまのじんじゃ)は、東京都杉並区堀ノ内にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
社伝によれば、鎌倉時代の文永4年(1267年)に紀州熊野三山から勧請したことに始まる。
御祭神は、大屋津姫命・五十猛命・抓津姫命。熊野三山というよりは、紀伊国一宮の伊太祁曽神社を思わせる顔ぶれ。同じような例は、区内の尾崎熊野神社でも見られる。
戦国時代の大永4年(1524年)、北条氏綱が上杉朝興を破り、江戸を攻略した際、社殿を修築し、祝祭を行ったという。
江戸時代に入り、寛永11年(1634年)にさらなる修繕が行われた。
現在の総欅造りの社殿は幕末の安政4年(1857年)に造営されたもので、その精巧かつ豪華なことは区内随一の評がある。
別当寺は近隣にある妙法寺だった。明治以降は大宮八幡宮の神職が兼務している。
明治7年(1874年)、村社に列し、明治42年(1909年)には堀之内村内にあった第六天稲荷社を境内に遷座した。
桧造りの幣殿は、大正12年(1923年)の造営で、この時旧幣殿を現在の神楽殿に改修した。
昭和29年(1954年)には稲荷神社・第六天王社の合殿社を改・新築し、昭和35年(1960年)に社殿の整備が行われた。
例祭は9月15日。現在はこの近くの土・日曜日に行われ、日曜日には神輿渡御がある。
この神輿は、大正12年9月1日の関東大震災の当日、浅草で買い求め、猛火の中を無事帰着して納められた「火伏の神輿」。
境内には文化5年(1808年)の石造りの鳥居がある。石鳥居としては区内最古のもの。
【ご利益】
地域安全、家内安全、厄災除け、火防
【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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堀ノ内熊野神社(ほりのうちくまのじんじゃ)は、東京都杉並区堀ノ内にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
社伝によれば、鎌倉時代の文永4年(1267年)に紀州熊野三山から勧請したことに始まる。
御祭神は、大屋津姫命・五十猛命・抓津姫命。熊野三山というよりは、紀伊国一宮の伊太祁曽神社を思わせる顔ぶれ。同じような例は、区内の尾崎熊野神社でも見られる。
戦国時代の大永4年(1524年)、北条氏綱が上杉朝興を破り、江戸を攻略した際、社殿を修築し、祝祭を行ったという。
江戸時代に入り、寛永11年(1634年)にさらなる修繕が行われた。
現在の総欅造りの社殿は幕末の安政4年(1857年)に造営されたもので、その精巧かつ豪華なことは区内随一の評がある。
別当寺は近隣にある妙法寺だった。明治以降は大宮八幡宮の神職が兼務している。
明治7年(1874年)、村社に列し、明治42年(1909年)には堀之内村内にあった第六天稲荷社を境内に遷座した。
桧造りの幣殿は、大正12年(1923年)の造営で、この時旧幣殿を現在の神楽殿に改修した。
昭和29年(1954年)には稲荷神社・第六天王社の合殿社を改・新築し、昭和35年(1960年)に社殿の整備が行われた。
例祭は9月15日。現在はこの近くの土・日曜日に行われ、日曜日には神輿渡御がある。
この神輿は、大正12年9月1日の関東大震災の当日、浅草で買い求め、猛火の中を無事帰着して納められた「火伏の神輿」。
境内には文化5年(1808年)の石造りの鳥居がある。石鳥居としては区内最古のもの。
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