県下随一の巨大な磐座「御影石」と奇岩群、5月にツツジの名所
[住所]山梨県山梨市西2067
[電話]-

大石神社(おおいしじんじゃ)は、山梨県山梨市西の大石山にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 甲斐国 山梨郡「物部神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創建年代は不詳。社記によれば、古くは物部神社と称していたという。後に、大石大神、岩手大明神などと称した。御祭神は大山祇命

戦国時代、甲斐の守護武田刑部大輔信昌の子治部少輔縄美がこの地を領し、氏を岩手と改め、永正4年(1507年)4月9日に社殿を造営し、弓矢を奉納した。

境内の大きな御影石が御神体石で、高さ12メートル、周囲67メートルあまり、県内随一のものとされる。

当然磐座で、確かに物部神社の古称があったことを思わせる。県下随一、かつ日本全国でも有数の規模の巨石と言える。

他にも境内には、烏帽子石・屏風石・影向石・産屋石・浮船石などの巨石があり、山梨市八景「大石山の奇岩群」となっている。

例祭は5月5日。ちょうど名所となっているツツジの見頃の時期。奇岩群と松の木が生い茂る深緑の山に文字通り花を添える。

なお、式内社「物部神社」の論社は他に、笛吹市の式内同名神社甲州市の当社と同名の神社、山梨市の建岡神社がある。

【ご利益】
リフレッシュ、身体壮健、健康長寿
大石神社 山梨県山梨市西
【関連記事】
山梨県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、山梨県に鎮座している神社の一覧