「白山神社のフジ」がある白山権現、国史見とも、式内とも
[住所]山梨県山梨市上栗原854
[電話]-
建岡神社(たておかじんじゃ)は、山梨県山梨市上栗原にある神社。白山権現、上ノ宮とも呼ばれ、建岡神社白山宮、白山建岡神社とも。御朱印の有無は不明。
境内に藤棚があり、市の天然記念物に指定されているが、その名称は「白山神社のフジ」であり、当社名ではない。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 甲斐国 山梨郡「物部神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
社伝によると、飛鳥時代、第33代推古天皇7年(599年)夏の創祀だという。御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊・菊理姫命。
『山梨県神社誌』によると、『日本三代実録』に記されている、仁和元年(885年)3月27日に正六位上を授かった建岡神は当社のことだという。
ただし、この国史見在社である建岡神は、北杜市にある同名神社を指すという説の方が有力か。
『甲斐国志』では、式内社「物部神社」の論社に、石和町の物部神社、岩手村の大石明神、赤尾村の大石明神と並び、一説として、上栗原村の小市明神を挙げている。
この「小市明神」が当社のことかどうかは不明だが、当社を論社の一つとする説もあるようだ。
ただし、『甲斐国社記・寺記』では、当社関連の情報を記した後に、「同村之内 児市大明神 祭神 児市彦命」とあり、当社とは別に、児市(小市)と呼ばれる小社の存在が示唆されている。
明治になり、村社に列した。例祭は4月3日。先の「白山神社のフジ」は、根回り2.26メートル、目通り1.62メートル、大幹の樹高は1.30メートル。
【ご利益】
家内安全、夫婦和合、問題解決
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・山梨県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、山梨県に鎮座している神社の一覧
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建岡神社(たておかじんじゃ)は、山梨県山梨市上栗原にある神社。白山権現、上ノ宮とも呼ばれ、建岡神社白山宮、白山建岡神社とも。御朱印の有無は不明。
境内に藤棚があり、市の天然記念物に指定されているが、その名称は「白山神社のフジ」であり、当社名ではない。
『延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 甲斐国 山梨郡「物部神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
社伝によると、飛鳥時代、第33代推古天皇7年(599年)夏の創祀だという。御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊・菊理姫命。
『山梨県神社誌』によると、『日本三代実録』に記されている、仁和元年(885年)3月27日に正六位上を授かった建岡神は当社のことだという。
ただし、この国史見在社である建岡神は、北杜市にある同名神社を指すという説の方が有力か。
『甲斐国志』では、式内社「物部神社」の論社に、石和町の物部神社、岩手村の大石明神、赤尾村の大石明神と並び、一説として、上栗原村の小市明神を挙げている。
この「小市明神」が当社のことかどうかは不明だが、当社を論社の一つとする説もあるようだ。
ただし、『甲斐国社記・寺記』では、当社関連の情報を記した後に、「同村之内 児市大明神 祭神 児市彦命」とあり、当社とは別に、児市(小市)と呼ばれる小社の存在が示唆されている。
明治になり、村社に列した。例祭は4月3日。先の「白山神社のフジ」は、根回り2.26メートル、目通り1.62メートル、大幹の樹高は1.30メートル。
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