宮久保の倭文神社の山宮「七夕社」など4社を昭和期に合併
[住所]山梨県韮崎市穂坂町柳平3195
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本宮倭文神社(ほんぐうしずりじんじゃ)は、山梨県韮崎市穂坂町柳平にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 甲斐国 巨麻郡「倭文神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

当社は、下記の各社を貴船社の社地に合併して、昭和34年(1959年)、現社号に改称して改組された神社。

・宮久保の倭文神社山宮の七夕社(天棚機姫命・天羽槌雄命)
・上村組にあった神明社(天照大神豊受大神
・窪村組の貴船社(伊弉册命
・武田時代の烽火台跡とされる城山の天神社(菅原道真

宮久保の倭文神社の由緒にも、柳平がその旧地、あるいは山宮が所在した地と明記されており、それに近郷各社を合併した形なのだろう。

倭文神社が降宮大明神などと呼ばれるのも、この柳平の地から宮久保に降ってきた宮だとする説がある。「おりみや」、つまり「織宮」のこととの異説もあるが。

式内社「倭文神社」の論社はより正確に言えば、合祀されている七夕社のことだろう。他の論社に、先の倭文神社の他、甲斐市の諏訪大神社がある。

当社の例祭は10月10日。

【ご利益】
産業振興、開運招福、夫婦和合、安産
本宮倭文神社 山梨県韮崎市穂坂町柳平
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