諏訪神社と呼ばれ、武田氏の崇敬を受けた古社、元禄以来の棟札
笠屋神社 山梨県甲斐市中下条1290
[住所]山梨県甲斐市中下条1290
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笠屋神社(かさやじんじゃ)は、山梨県甲斐市中下条にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 甲斐国 巨麻郡「笠屋神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創建年代は不詳。御祭神は、大己貴命事代主命だったと考えられる。中世以降、諏訪神社と呼ばれ、現在も建御名方命を併せて祀る。

武運長久の神として、武田氏の崇敬が篤く、白銀・御樽酒などが奉納されたという。江戸時代になり、慶長8年(1603年)、朱印神領として1石4斗4升が賜れた。

元禄年間(1688年-1704年)に社殿が造営されて以来の棟札が残り、現在までに数度の改装・改築の記録がある。

明治になり、村社に列した。例祭は10月17日。

なお、式内社「笠屋神社」の論社は非常に多く、他に、甲府市国母の熊野神社南アルプス市甲府市の当社と式内同名神社、北杜市甲州市の諏訪神社、北杜市の五社神社がある。

【ご利益】
武運長久・勝運、地域安全、家内安全
笠屋神社 山梨県甲斐市中下条
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