周辺地域の17社を所管する総本社、江戸前期の珍しい手水鉢
[住所]東京都足立区江北2-43-8
[電話]03-3897-6483
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都足立区江北にある神社。江北氷川神社とも。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建年代は不詳。当社によれば、当地は、江戸時代に爆発的に広まった「江戸六阿弥陀巡り」のもととなった物語、奈良時代、聖武天皇の時代の足立姫伝説ゆかりの地だという。
主祭神は素盞嗚尊。現在までに相殿に、奇稲田姫命・大己貴命・天照大御神・伊邪那美命・淤母陀琉命を祀る。
江戸時代には旧上・下沼田村の鎮守となり、別当寺は今も隣接する地福寺だった。
江戸時代前期の元禄12年(1699年)に氏子中によって奉納された庚申塔も兼ねているという大変珍しい手水鉢などが現存する。
明治元年(1868年)、村社に列し、鹿浜村・鹿浜新田・加々皿沼村・高野村・沼田村・谷在家村・宮城村・小台村・堀之内村の9ヶ村の総鎮守となった。
なお、この9ヶ村は明治22年(1889年)5月に合併して旧江北村となったが、当社は各村に鎮座していた下記17社の総本社として、現在でも所管している。
島氷川・糀屋氷川・東北野・古内天祖・押部八幡・皿沼稲荷・谷在家赤城・加賀稲荷・高野胡録・宮城氷川・小台天祖・堀之内氷川・新田稲荷・子の神稲荷・糀屋金比羅・上沼田北野・椿日枝。
現在の本殿は、江戸時代後期の天保4年(1833年)に、拝殿は明治8年(1875年)にそれぞれ再建され、震災や空襲の被害も免れ、昭和59年(1984年)の大改修を経て現存している。
例祭は9月中旬。境内には露店が並び、夜には奉納踊り、氏子町内では御神輿・山車が練り歩く。初詣や節分祭などは、当地域の総本社として、多くの参拝客で賑わう。
境内社に、恵比寿社・大黒天社・稲荷神社・弁財天社・諏訪社(建御名方命)などがある。
大正天皇后である貞明皇后が崩御した際、宮中より皇后ゆかりの羽二重が下賜された。現在は社号額として永久保存されている。
他に、当社では「トイレの神様」として尊崇される烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の御神札などが授与されている。
【ご利益】
安産、厄災除け、方除け、家内安全(公式HP)

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[電話]03-3897-6483
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都足立区江北にある神社。江北氷川神社とも。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建年代は不詳。当社によれば、当地は、江戸時代に爆発的に広まった「江戸六阿弥陀巡り」のもととなった物語、奈良時代、聖武天皇の時代の足立姫伝説ゆかりの地だという。
主祭神は素盞嗚尊。現在までに相殿に、奇稲田姫命・大己貴命・天照大御神・伊邪那美命・淤母陀琉命を祀る。
江戸時代には旧上・下沼田村の鎮守となり、別当寺は今も隣接する地福寺だった。
江戸時代前期の元禄12年(1699年)に氏子中によって奉納された庚申塔も兼ねているという大変珍しい手水鉢などが現存する。
明治元年(1868年)、村社に列し、鹿浜村・鹿浜新田・加々皿沼村・高野村・沼田村・谷在家村・宮城村・小台村・堀之内村の9ヶ村の総鎮守となった。
なお、この9ヶ村は明治22年(1889年)5月に合併して旧江北村となったが、当社は各村に鎮座していた下記17社の総本社として、現在でも所管している。
島氷川・糀屋氷川・東北野・古内天祖・押部八幡・皿沼稲荷・谷在家赤城・加賀稲荷・高野胡録・宮城氷川・小台天祖・堀之内氷川・新田稲荷・子の神稲荷・糀屋金比羅・上沼田北野・椿日枝。
現在の本殿は、江戸時代後期の天保4年(1833年)に、拝殿は明治8年(1875年)にそれぞれ再建され、震災や空襲の被害も免れ、昭和59年(1984年)の大改修を経て現存している。
例祭は9月中旬。境内には露店が並び、夜には奉納踊り、氏子町内では御神輿・山車が練り歩く。初詣や節分祭などは、当地域の総本社として、多くの参拝客で賑わう。
境内社に、恵比寿社・大黒天社・稲荷神社・弁財天社・諏訪社(建御名方命)などがある。
大正天皇后である貞明皇后が崩御した際、宮中より皇后ゆかりの羽二重が下賜された。現在は社号額として永久保存されている。
他に、当社では「トイレの神様」として尊崇される烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の御神札などが授与されている。
【ご利益】
安産、厄災除け、方除け、家内安全(公式HP)

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