映画・テレビのロケ地、心霊スポット、日本武尊創建の式内論社
[住所]静岡県御殿場市東田中1939
[電話]0550-83-6378
二岡神社(にのおかじんじゃ)は、静岡県御殿場市東田中にある神社。『延喜式神名帳』にある「丸子神社(駿河国・駿河郡)」に比定される式内社(小社)の論社。御朱印の有無は不明。
第12代景行天皇の御代、日本武尊が東征の際に創建したと伝わる。御祭神は木花之開耶姫命。北駿地方では最も歴史ある古い社。
昔は御殿場から富士の裾野にかけて一岡から七岡という七つの岡の地名があり、それぞれに神社があったという。
これに対して、平安時代、平将門が二岡に一つにまとめたと伝わる。そのため、二岡七所大権現、二岡七社大権現、二岡七社神社などとも呼ばれた。
古来から足柄峠を越える武将は必ずここに立ち寄り祈願したという。この地方の領主だった大森・北条・大久保氏などの祈願所になった。
特に大森氏が北駿に勢力を広げると、当社も篤い庇護下に置かれ、初代大森親家の弟、親清の一族である内海氏が代々宮司となり、現在に至る。
境内には、室町時代の応永29年(1422年)、当時の領主だった大森道光(頼春)が寄進した石灯籠がある。これも現存する北駿地方で最古の石灯籠。
明治から昭和初期にかけて、当社付近はこの地の自然を気に入った外国人が多数移り住み、アメリカ村と呼ばれる自治村が成立していた。
現在も当地の名産となっているハム製造に関しても、養豚を含め、その技術を伝えたのはアメリカ村に住んでいたボールデン氏だという。
NHK連続テレビ小説『花子とアン』主人公のモデル・村岡花子が当社を愛したことでも知られる。「赤毛のアン」の制作決意の地でもあるという。
同じく、『あさが来た』主人公のモデル・広岡浅子が御殿場で開いた夏季勉強会に、村岡花子も参加、参加者によって鳥居前で写真撮影が行われた。
『あさが来た』の最終回のロケ地でもあり、他に、黒澤明『七人の侍』、北野武『座頭市』、auのテレビCM『秋のトビラ・三太郎の出会い』などのロケ地でもある。
境内には、樹齢数百年、幹回り3メートル以上もある杉の大木が林立している。黒々とした枝葉は大空を覆い、霊気漂う感がある。「二岡神社の社叢」として、市指定文化財。
その雰囲気からか、現在は心霊スポットとしても知られている。織田無道が除霊に来た、とも。この社叢で、数件の首吊り自殺が起きているなどのうわさもあるという。
鳥居のある付近が一番霊現象が多く、白装束を着た女性の霊・オーブ・不気味な声・鳥居に下がっている一番右側の紙だけが風もないのにグルグル回るなど。
なお、式内社「丸子神社」の論社は他に、沼津市浅間町の浅間神社・丸子神社やその古社地がある。
【ご利益】
子宝・安産、諸願成就、リフレッシュ
【関連記事】
・静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧
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二岡神社(にのおかじんじゃ)は、静岡県御殿場市東田中にある神社。『延喜式神名帳』にある「丸子神社(駿河国・駿河郡)」に比定される式内社(小社)の論社。御朱印の有無は不明。
第12代景行天皇の御代、日本武尊が東征の際に創建したと伝わる。御祭神は木花之開耶姫命。北駿地方では最も歴史ある古い社。
昔は御殿場から富士の裾野にかけて一岡から七岡という七つの岡の地名があり、それぞれに神社があったという。
これに対して、平安時代、平将門が二岡に一つにまとめたと伝わる。そのため、二岡七所大権現、二岡七社大権現、二岡七社神社などとも呼ばれた。
古来から足柄峠を越える武将は必ずここに立ち寄り祈願したという。この地方の領主だった大森・北条・大久保氏などの祈願所になった。
特に大森氏が北駿に勢力を広げると、当社も篤い庇護下に置かれ、初代大森親家の弟、親清の一族である内海氏が代々宮司となり、現在に至る。
境内には、室町時代の応永29年(1422年)、当時の領主だった大森道光(頼春)が寄進した石灯籠がある。これも現存する北駿地方で最古の石灯籠。
明治から昭和初期にかけて、当社付近はこの地の自然を気に入った外国人が多数移り住み、アメリカ村と呼ばれる自治村が成立していた。
現在も当地の名産となっているハム製造に関しても、養豚を含め、その技術を伝えたのはアメリカ村に住んでいたボールデン氏だという。
NHK連続テレビ小説『花子とアン』主人公のモデル・村岡花子が当社を愛したことでも知られる。「赤毛のアン」の制作決意の地でもあるという。
同じく、『あさが来た』主人公のモデル・広岡浅子が御殿場で開いた夏季勉強会に、村岡花子も参加、参加者によって鳥居前で写真撮影が行われた。
『あさが来た』の最終回のロケ地でもあり、他に、黒澤明『七人の侍』、北野武『座頭市』、auのテレビCM『秋のトビラ・三太郎の出会い』などのロケ地でもある。
境内には、樹齢数百年、幹回り3メートル以上もある杉の大木が林立している。黒々とした枝葉は大空を覆い、霊気漂う感がある。「二岡神社の社叢」として、市指定文化財。
その雰囲気からか、現在は心霊スポットとしても知られている。織田無道が除霊に来た、とも。この社叢で、数件の首吊り自殺が起きているなどのうわさもあるという。
鳥居のある付近が一番霊現象が多く、白装束を着た女性の霊・オーブ・不気味な声・鳥居に下がっている一番右側の紙だけが風もないのにグルグル回るなど。
なお、式内社「丸子神社」の論社は他に、沼津市浅間町の浅間神社・丸子神社やその古社地がある。
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