金剛山のほぼ南、弁天山の中腹標高800メートルの断崖、弁天さん
[住所]奈良県五條市北山町1289
[電話]0747-22-4786
高天岸野神社(たかまきしのじんじゃ)は、奈良県五條市北山町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「高天岸野神社(大和国・宇智郡)」に比定される式内社(小社、鍬)。近代社格では村社。
高天山とも呼ばれた金剛山のほぼ南、弁天山と通称される山の中腹、標高約800メートルの高所に鎮座する。
そこは断崖になっており、背後の崖には大きい岩が頭を出している。古代の磐座祭祀の名残とも。神紋は「下り藤」。
金剛山の東から南に、順に、高天彦神社、当社、高天佐太雄神社というように高天三座が並ぶ。高天三山とも。
創建年代は不詳。由緒などもほとんど伝わらない。御祭神は高天岸野神。長らく弁才天と考えられ、現在は市杵島姫命を充てるのが主流か。
岸野弁財天・岸野辮財天などとも表記される場合があった。今でも「弁天さん」と呼ばれている。
高野山真言宗の岸の山草谷寺の奥宮(奥の宮)ともされたという。神宮寺だったのだろう。高野山、紀の国、岸野を紀氏之と理解し、紀氏に縁のある社とも指摘される。
高天山佐太雄神社の御祭神は不詳で、あまり有力とは言えないが佐太雄神を素盞嗚尊とみて、その子にあたり、紀の国の木の神である五十猛命が当社御祭神ともされるが、不詳。
近くには、やはり式内社である一尾背神社が鎮座し、御祭神が不詳なため、佐太雄神=素盞嗚尊を取り、類推する説がある。
少し下った所に旧草谷寺の社地である「龍頭寺跡」がある。例祭は12月第1日曜日で、この例祭を指して「弁天さん」とも呼ばれる。
【ご利益】
金運・財運、スポーツ・技芸上達、家内安全
【関連記事】
・高天三山とは? - 金剛山の東から南、高天彦神社・高天岸野神社・高天佐太雄神社
・奈良県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、奈良県に鎮座している神社の一覧
[電話]0747-22-4786
高天岸野神社(たかまきしのじんじゃ)は、奈良県五條市北山町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「高天岸野神社(大和国・宇智郡)」に比定される式内社(小社、鍬)。近代社格では村社。
高天山とも呼ばれた金剛山のほぼ南、弁天山と通称される山の中腹、標高約800メートルの高所に鎮座する。
そこは断崖になっており、背後の崖には大きい岩が頭を出している。古代の磐座祭祀の名残とも。神紋は「下り藤」。
金剛山の東から南に、順に、高天彦神社、当社、高天佐太雄神社というように高天三座が並ぶ。高天三山とも。
創建年代は不詳。由緒などもほとんど伝わらない。御祭神は高天岸野神。長らく弁才天と考えられ、現在は市杵島姫命を充てるのが主流か。
岸野弁財天・岸野辮財天などとも表記される場合があった。今でも「弁天さん」と呼ばれている。
高野山真言宗の岸の山草谷寺の奥宮(奥の宮)ともされたという。神宮寺だったのだろう。高野山、紀の国、岸野を紀氏之と理解し、紀氏に縁のある社とも指摘される。
高天山佐太雄神社の御祭神は不詳で、あまり有力とは言えないが佐太雄神を素盞嗚尊とみて、その子にあたり、紀の国の木の神である五十猛命が当社御祭神ともされるが、不詳。
近くには、やはり式内社である一尾背神社が鎮座し、御祭神が不詳なため、佐太雄神=素盞嗚尊を取り、類推する説がある。
少し下った所に旧草谷寺の社地である「龍頭寺跡」がある。例祭は12月第1日曜日で、この例祭を指して「弁天さん」とも呼ばれる。
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