都内に三つしかない双龍鳥居、品川神社・馬橋稲荷・高円寺境内
東京三鳥居の位置関係
東京三鳥居(とうきょうさんとりい)とは、東京都内で鳥居の二本の柱に、一方に昇龍、もう一方に降龍の彫刻が施された双龍鳥居三つを指す。鳥居の大きさや由緒などではなく、都内に三つしかないとされる双龍鳥居の希少さを示したものである。

最も有名なものが品川神社のものであるが、馬橋稲荷神社と宿鳳山高円寺の境内、稲荷神社のものは、同じ石工・田中酉蔵によるもので、一年ごとに建造されたもの。

全国的にも双龍鳥居は一般的なものではないかもしれないが、横浜市磯子区にある真照寺の境内社である横浜三嶋大明神などでも確認されているという。

品川神社

品川神社 東京都品川区北品川
[建造]大正14年(1925年)
[住所]品川区北品川3-7-15
[電話]03-3474-5575

馬橋稲荷神社

馬橋稲荷神社 東京都杉並区阿佐谷南
[建造]昭和7年(1932年)
[住所]杉並区阿佐谷南2-4-4
[電話]03-3311-8588

宿鳳山高円寺の境内、稲荷神社

宿鳳山高円寺の境内、稲荷神社 
[建造]昭和8年(1933年)
[住所]杉並区高円寺南4-18-11
[電話]03-3311-2395
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