粕谷村開村当時から鎮守、徳冨蘆花ゆかりの杉、昭和に放火も再建
[住所]東京都世田谷区粕谷1-23-18
[電話]03-3304-5244
八幡神社(はちまんじんじゃ)は、東京都世田谷区粕谷にある神社。粕谷八幡神社とも。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。口碑によれば、粕谷村開村当時から鎮守として崇敬されてきたという。御祭神は誉田別命。
『新編武蔵風土記稿』にもある通り、旧別当は真言宗智山派の東覚院で、その開基は鎌倉時代とも、室町時代ともされている。
別当寺や創建不詳は、八幡山の八幡神社(八幡社)とも共通している。
明治6年(1873年)12月、村社に列し、明治41年(1908年)には会計法指定神社となった。
境内にある「別れの杉」は、主に大正時代に活躍した小説家である徳冨蘆花が、客人をこの杉の下で見送ったとされ、名付けられた杉。
名著とされる『みみずのたはごと』にも出てくるとされる古木。太平洋戦争後に枯れ、現在は二代目が植えられている。
当社地は現在、蘆花の旧邸宅もある蘆花恒春園(芦花公園)に隣接している。2000平米を超える敷地を有す。
社殿は明治14年(1881年)に改築されたが、昭和34年(1959年)3月に放火にあって全焼。
氏子、崇敬者の努力により、同年末には鉄筋コンクリート造の社殿が完成、同時に社務所も竣工した。
境内社に、御所神社(五所神社)がある。御祭神は、厳島姫命・宇迦御魂命・日本武命・淤母陀琉命・疽神。
例祭は10月11日。以前は9月21日、あるいは9月23日だったとも。蘆花の作中にある「450人がどよめく」というような規模だったこともあるという。
現在は体育の日に執行される。中学生による御輿渡御などがある。
【ご利益】
厄災除け、家内安全、地域安全

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・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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八幡神社(はちまんじんじゃ)は、東京都世田谷区粕谷にある神社。粕谷八幡神社とも。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。口碑によれば、粕谷村開村当時から鎮守として崇敬されてきたという。御祭神は誉田別命。
『新編武蔵風土記稿』にもある通り、旧別当は真言宗智山派の東覚院で、その開基は鎌倉時代とも、室町時代ともされている。
別当寺や創建不詳は、八幡山の八幡神社(八幡社)とも共通している。
明治6年(1873年)12月、村社に列し、明治41年(1908年)には会計法指定神社となった。
境内にある「別れの杉」は、主に大正時代に活躍した小説家である徳冨蘆花が、客人をこの杉の下で見送ったとされ、名付けられた杉。
名著とされる『みみずのたはごと』にも出てくるとされる古木。太平洋戦争後に枯れ、現在は二代目が植えられている。
当社地は現在、蘆花の旧邸宅もある蘆花恒春園(芦花公園)に隣接している。2000平米を超える敷地を有す。
社殿は明治14年(1881年)に改築されたが、昭和34年(1959年)3月に放火にあって全焼。
氏子、崇敬者の努力により、同年末には鉄筋コンクリート造の社殿が完成、同時に社務所も竣工した。
境内社に、御所神社(五所神社)がある。御祭神は、厳島姫命・宇迦御魂命・日本武命・淤母陀琉命・疽神。
例祭は10月11日。以前は9月21日、あるいは9月23日だったとも。蘆花の作中にある「450人がどよめく」というような規模だったこともあるという。
現在は体育の日に執行される。中学生による御輿渡御などがある。
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