神武天皇が東遷で植えた八ッ房杉、菟田の高城の伝承地「宇陀之穿」
[住所]奈良県宇陀市菟田野佐倉764
[電話]-
桜実神社(さくらみじんじゃ)は、奈良県宇陀市菟田野佐倉にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「櫻實神社(大和国・宇陀郡)」に比定される式内社(小社)。初代神武天皇東遷の菟田の高城の伝承地である。
境内には「神武天皇が陣を張っていた時に植えられた」と伝えられる8本の幹が絡み合う「八ッ房杉」と呼ばれる珍しい杉の巨木があり、国の天然記念物に指定されている。
『古事記』には、神武天皇が贄持之子・井氷鹿・石押分之子という3柱の国津神と出会った後、この地方に進出、「宇陀之穿」と呼ばれる。
もとは、このスギを御神木とする信仰だったといい、神武天皇の伝承から、後に天照大神を祀るようになったという。
『古事記』において、天照大神が神武東遷を助けるのはこれより前、熊野で建御雷神が高倉下に霊剣を授け、神武天皇のもとに馳せ参じさせる場面。
その後、高木大神がさらに神武天皇のもとに八咫烏を派遣し、「宇陀之穿」につながっていく。菟田の高城は日本最古の城跡とされる。
当社は後に、桜実の地名により、木花咲夜姫命を祀るようになったという。桜実の地名の起こりは不詳。
現在は、素盞鳴尊・大己貴命・少彦名命・火産霊神・弁天神を配祀する。
明治になり、式内社に比定された。他に、市内榛原笠間に同名の神社があり、式内を主張したが、当社に決したという。
例祭は10月20日。社殿は春日造りで、朱塗が施されている。
境内社に、八坂神社・十二社神社・市岐島神社・愛宕神社・秋葉神社がある。明治44年(1911年)の遷座。
境内に八坂神社・十二社神社・櫻實神社の三社を合祀したとする記念碑がある。
【ご利益】
安産・子育て、健康長寿、リフレッシュ
【関連記事】
・国の天然記念物 - 数百年、数千年という単位で存在し続けている自然のパワー
・奈良県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、奈良県に鎮座している神社の一覧
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桜実神社(さくらみじんじゃ)は、奈良県宇陀市菟田野佐倉にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「櫻實神社(大和国・宇陀郡)」に比定される式内社(小社)。初代神武天皇東遷の菟田の高城の伝承地である。
境内には「神武天皇が陣を張っていた時に植えられた」と伝えられる8本の幹が絡み合う「八ッ房杉」と呼ばれる珍しい杉の巨木があり、国の天然記念物に指定されている。
『古事記』には、神武天皇が贄持之子・井氷鹿・石押分之子という3柱の国津神と出会った後、この地方に進出、「宇陀之穿」と呼ばれる。
もとは、このスギを御神木とする信仰だったといい、神武天皇の伝承から、後に天照大神を祀るようになったという。
『古事記』において、天照大神が神武東遷を助けるのはこれより前、熊野で建御雷神が高倉下に霊剣を授け、神武天皇のもとに馳せ参じさせる場面。
その後、高木大神がさらに神武天皇のもとに八咫烏を派遣し、「宇陀之穿」につながっていく。菟田の高城は日本最古の城跡とされる。
当社は後に、桜実の地名により、木花咲夜姫命を祀るようになったという。桜実の地名の起こりは不詳。
現在は、素盞鳴尊・大己貴命・少彦名命・火産霊神・弁天神を配祀する。
明治になり、式内社に比定された。他に、市内榛原笠間に同名の神社があり、式内を主張したが、当社に決したという。
例祭は10月20日。社殿は春日造りで、朱塗が施されている。
境内社に、八坂神社・十二社神社・市岐島神社・愛宕神社・秋葉神社がある。明治44年(1911年)の遷座。
境内に八坂神社・十二社神社・櫻實神社の三社を合祀したとする記念碑がある。
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