聖武朝開基の法楽寺の鎮守、与止日女神らを奉斎、カフェの店先
[住所]奈良県奈良市下三條町28
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月日神社(つきひじんじゃ)は、奈良県奈良市下三條町にある神社。御朱印の有無は不明。

『和州法楽寺縁起』に、神功皇后が三韓出兵の際、与止日女神の力により、旱珠満珠の両顆を得て、凶賊を海底に没し、難を逃れたとある。

そこで、与止日女神を法楽寺の鎮守として勧請し、崇め奉ったという。法楽寺はすでに廃寺になっているが、奈良時代の聖武天皇の御代の開基という古寺。

御祭神は、与止日女神(よどひめのかみ)、旱珠日神(かんずひのかみ)、満珠月神(まんずつきのかみ)。

与止日女神は神功皇后の妹、虚空津比売命とされ、与止日女神を祀る神社としては、肥前国一宮與止日女神社が有名。

また、「旱珠満珠を以て日神・月神とし、日月の明神と号するものなり」とも伝わっている。

一説によると、月向かい・日向かいの神、あるいは月読み・日読みの神として、陰陽道の暦つくりの影響があるともされる。

また別の説では、住吉三神を比定するものもある。

本殿は桁行1間梁行4尺で3扉3座を祀る。本殿前に四角形の石灯籠と、矩形の石手水船があり、いずれにも天保6年(1835年)の銘がある。

神域内に、昔御神木として﨔の巨樹があり、時の人はこの辺りを三條﨔町と呼んでいたが、宝永4年(1707年)3月18日、大風によりこの御神木が倒れ、民家一宇が破損したとの記録がある。

例祭は7月最終日曜日。現在は、カフェの前庭に鎮座する形で、カフェがオープンする前には参拝が難しい状況になっている。

【ご利益】
事業成功、商売繁盛
月日神社 奈良県奈良市下三條町
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