三条通北側東端築地の上、春日大社の境外末社、橋本町御高札場
[住所]奈良県奈良市橋本町39
[電話]-

手力雄神社(たぢからおじんじゃ)は、奈良県奈良市橋本町にある神社。春日大社の境外末社である。御朱印の有無は不明。

三条通北側東端築地の上にあり、後方は築地塀を挟んで興福寺会館となっている。采女神社が鎮座する猿沢の池の近くにある。

御祭神は天手力雄命。古くはこの地に楊柳の大木があったと伝わり、『奈良坊目拙解』には以下のようにある。
有楊柳大木手力雄社内 枝葉繁茂而覆道路 謂手力雄柳 近世大風折損過半 今僅存株餘焉
明治28年(1895年)6月、三条通の拡幅時に、奥行き1間6分が切り縮められて道路に編入された。

同年8月、石壇整備などを進め、社殿も少し移転した。

楊柳の大木の下にあった、橋本町御高札場は昭和59年(1984年)に地元の有志により、再建された。

奈良奉行のおふれなどを道行く人々に伝えていた格式の高い高札場だという。

【ご利益】
技芸・スポーツ向上、身体壮健
手力雄神社 奈良県奈良市橋本町
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