御祭神の埴安姫命と、孝元天皇妃とその子、獅子舞と天狗と囃し
[住所]大阪府東大阪市加納1
[電話]06-6721-1427
宇波神社(うわじんじゃ/うばじんじゃ)は、大阪府東大阪市加納にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 河内国 若江郡「宇婆神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創建年代は不詳。祭祀にたずさわった氏族や由緒も不詳な点が多い。社地は、周囲より高台になったところで、古代は水辺だったと考えられている。
付近は白肩の津と呼ばれ、港だった。波打ち際に祀られた社が社号の由来とも。しかし、より古くは式内社名だったか。
御祭神は不詳とされるが、埴安姫命とする説がある。伊邪那美神が瀕死の重傷の際、その大便から生まれた神。
一方、時代は下り、河内青玉の娘に波邇夜須毘売がおり、第8代孝元天皇の妃の一人となって、建波邇安王を生む。
建波邇安王は第10代崇神天皇の御代、反乱を起こすが討伐される。敗走する反乱軍兵士の中には恐怖のあまり糞を漏らすものが多数だったと伝わる。
大便と糞がここでつながり、結局は土の神、ということになる、ともいう。
『河内国内神名帳』には神位を従三位とある。後に熊野社、熊野権現と称されたという。明治5年(1872年)、村社に列した。
例祭は10月16日。加納の獅子舞が有名。昭和45年(1970年)頃までは中地区の北部の各地まで舞っていたという。
獅子舞は獅子の面の人と天狗の面をかぶり、ササラを持つ人が踊り、囃しは笛が使われる。以前は十数種の踊りと吹き方を伝えていたという。
現在もその伝統は受け継がれ、保存会により、各戸を訪ね、五穀豊穣と家内安全を願って祓って練り歩く。
境内社に、吉野神社・水分神社がある。
【ご利益】
五穀豊穣、家内安全、厄災除け
【関連記事】
・大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
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宇波神社(うわじんじゃ/うばじんじゃ)は、大阪府東大阪市加納にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 河内国 若江郡「宇婆神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創建年代は不詳。祭祀にたずさわった氏族や由緒も不詳な点が多い。社地は、周囲より高台になったところで、古代は水辺だったと考えられている。
付近は白肩の津と呼ばれ、港だった。波打ち際に祀られた社が社号の由来とも。しかし、より古くは式内社名だったか。
御祭神は不詳とされるが、埴安姫命とする説がある。伊邪那美神が瀕死の重傷の際、その大便から生まれた神。
一方、時代は下り、河内青玉の娘に波邇夜須毘売がおり、第8代孝元天皇の妃の一人となって、建波邇安王を生む。
建波邇安王は第10代崇神天皇の御代、反乱を起こすが討伐される。敗走する反乱軍兵士の中には恐怖のあまり糞を漏らすものが多数だったと伝わる。
大便と糞がここでつながり、結局は土の神、ということになる、ともいう。
『河内国内神名帳』には神位を従三位とある。後に熊野社、熊野権現と称されたという。明治5年(1872年)、村社に列した。
例祭は10月16日。加納の獅子舞が有名。昭和45年(1970年)頃までは中地区の北部の各地まで舞っていたという。
獅子舞は獅子の面の人と天狗の面をかぶり、ササラを持つ人が踊り、囃しは笛が使われる。以前は十数種の踊りと吹き方を伝えていたという。
現在もその伝統は受け継がれ、保存会により、各戸を訪ね、五穀豊穣と家内安全を願って祓って練り歩く。
境内社に、吉野神社・水分神社がある。
【ご利益】
五穀豊穣、家内安全、厄災除け
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