神武天皇が祭祀、登美連が祖を奉斎、春日を勧請、粥占いで知られる
[住所]奈良県奈良市石水町648-1
[電話]0742-45-1117
登弥神社(とみじんじゃ)は、奈良県奈良市石水町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「登彌神社(大和国・添下郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
大和平定の大業を完遂した初代神武天皇が、その4年春2月23日、皇祖天神を祭祀し、神恩感謝の祭典を斎行した、その地が当社だという。
『日本書紀』にある鳥見山中の霊畤は、通常、桜井市にるとされ、その鳥見山の西麓には、当社とよく似た社号を持つ等彌神社がある。
その後、登美連が、祖先である天孫饒速日命の住居地の白庭山、つまり当地に饒速日命を奉斎した。
神護景雲2年(768年)、枚岡明神が春日の地に遷幸した際、当地で休憩したとも伝わり、その縁で、春日大明神を勧請したともいう。
現在までに御祭神は、東本殿が高皇産霊神・誉田別命、西本殿が神皇産霊神・登美饒速日命・天児屋命。
毎年小正月、現在は2月1日に行われている「粥占い」で知られている。市指定文化財。
農作物の1年間の出来具合いを粥で占う行事で、今も毎年交替制の氏子が中心になって未明から神事が斎行されている。
本殿左に二つの社殿の摂社、右に三つの社殿の摂社がある。本社本殿とは違い、朱色が印象的。
この五つの境内社は、豊穂神社(大日孁神・豊受比売神・天宇受女神)・荒神神社(大山祇神・庭高津日神)・山室神社(大物主神・菅原道真公)・比良田神社(猿田彦神・大己貴神・八重事代主神)・祓殿社(瀬織津姫神・速秋津姫神・速佐須良姫神・気吹戸主神・表筒男神・中筒男神・底筒男神)。
なお、式内社「登彌神社」の論社は他に、生駒市上町の長弓寺境内に鎮座する伊弉諾神社がある。
【ご利益】
一族・子孫繁栄、結びの神、学業・受験合格

【関連記事】
・奈良県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、奈良県に鎮座している神社の一覧
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登弥神社(とみじんじゃ)は、奈良県奈良市石水町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「登彌神社(大和国・添下郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
大和平定の大業を完遂した初代神武天皇が、その4年春2月23日、皇祖天神を祭祀し、神恩感謝の祭典を斎行した、その地が当社だという。
『日本書紀』にある鳥見山中の霊畤は、通常、桜井市にるとされ、その鳥見山の西麓には、当社とよく似た社号を持つ等彌神社がある。
その後、登美連が、祖先である天孫饒速日命の住居地の白庭山、つまり当地に饒速日命を奉斎した。
神護景雲2年(768年)、枚岡明神が春日の地に遷幸した際、当地で休憩したとも伝わり、その縁で、春日大明神を勧請したともいう。
現在までに御祭神は、東本殿が高皇産霊神・誉田別命、西本殿が神皇産霊神・登美饒速日命・天児屋命。
毎年小正月、現在は2月1日に行われている「粥占い」で知られている。市指定文化財。
農作物の1年間の出来具合いを粥で占う行事で、今も毎年交替制の氏子が中心になって未明から神事が斎行されている。
本殿左に二つの社殿の摂社、右に三つの社殿の摂社がある。本社本殿とは違い、朱色が印象的。
この五つの境内社は、豊穂神社(大日孁神・豊受比売神・天宇受女神)・荒神神社(大山祇神・庭高津日神)・山室神社(大物主神・菅原道真公)・比良田神社(猿田彦神・大己貴神・八重事代主神)・祓殿社(瀬織津姫神・速秋津姫神・速佐須良姫神・気吹戸主神・表筒男神・中筒男神・底筒男神)。
なお、式内社「登彌神社」の論社は他に、生駒市上町の長弓寺境内に鎮座する伊弉諾神社がある。
【ご利益】
一族・子孫繁栄、結びの神、学業・受験合格

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