播州明石郡山田村の総鎮守である六社大明神、10月ふとん太鼓の巡行
[住所]兵庫県神戸市垂水区垂水区西舞子1-5-7
[電話]078-781-5584

舞子六神社(まいころくじんじゃ)は、兵庫県神戸市垂水区垂水区西舞子にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

創建は、御輿渡御に供奉する金幣の刻銘により、江戸時代前期の元禄2年(1689年)まで遡ることができるが、古記録が失われており、それ以前については不詳。

しかし、御祭神は明石の岩屋神社と同神であることから、江戸時代前期中葉に、岩屋神社より御分霊を受け、創建したのではないかと考えられている。

播州明石郡山田村の総鎮守として、六社大明神と称し、6柱の神々を祀ったのが創始だという。

御祭神は、伊邪那岐大神伊邪那美大神天照皇大神素盞男大神月夜見大神蛭子大神

明治初期の神仏分離令により明神号が廃止され、六社神社に改称した。明治7年(1874年)2月には六神社と改称し、現在に至っている。

現在の本殿は明治23年(1890年)7月31日に再建され、明治39年(1906年)から明治40年(1907年)にかけて銅板茸の屋根に改修されたもの。

秋の大祭は、毎年10月第2日曜日が本宮、前日土曜日が宵宮で神輿、布団太鼓(ふとん太鼓)の巡行が行われる。

ふとん太鼓は収納庫の火災で焼失したため、長年、神輿だけで秋祭りを行なっていたが、明石の岩屋神社がふとん太鼓を新調した際に、譲り受けた物を現在使用している。

船渡御も行われていたが、近年は行われていない。他に2月3日には節分祭・とんど祭が、小学生が夏休みに入った第1土曜日には夏祭りが行われている。

境内社に、戎宮(蛭子大社)、大黒宮(大国主命)、大歳社(豊宇気比売命)、白髭社(貴船大社)、稲荷五社(稲荷大神)、菅原社(菅原大社)、稲荷お松社(倉稲魂大社)がある。

境内にある戎、大黒社の石像は日本一とされている。境内の榎(エノキ)は、「市民の木」に指定されている。

【ご利益】
安産、交通安全、厄災除け、家内安全(公式HP
舞子六神社 兵庫県神戸市垂水区垂水区西舞子
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