4世紀古墳が残る鬼神山、神功皇后の創祀、秋祭りで獅子舞・布団太鼓
[住所]兵庫県神戸市西区池上5-16-2
[電話]078-974-9677
伊川谷惣社(いかわだにそうじゃ)は、兵庫県神戸市西区池上にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 明石郡「物部神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。
惣社神社とも、単に惣社とも呼ばれる。現在は、「伊川谷惣社前」というバス停がある。
住所は、伊川谷町上脇1005、伊川谷町上脇字鬼神山1005などとも。この「鬼神山」という地名は、当社にちなむ。
当社背後にあたる鬼神山には数基の古墳が確認されており、鏡や土器の形式から4世紀のものと推定されている。
社伝によれば、神功皇后が三韓征伐からの帰途、当地に立ち寄り大己貴尊を祀ったのが始まり。
『日本書紀』の廣田神社・生田神社・長田神社・住吉大社創建の記述と似ているが、『日本書紀』には神戸市の海神社などと同様、当社に関する記述はない。
その後、衰微していたが、平安時代の延久3年(1071年)に再建されたと伝えられている。
『国内鎮守大小明神社記』所載の明石郡九座の一つである惣部明神にも比定される。
「惣社」と呼ばれるようになったのは鎌倉時代以降ともされる。
江戸時代になると、明石城主の崇敬が篤く、3石の黒印領を寄進した。現在の本殿は、江戸時代中期の宝暦11年(1761年)、旧社殿の古材を用いて造営されたもの。
現在は、経津主尊・武甕槌神・素盞鳴尊を配祀する。
例祭は毎年10月第1土・日曜日で秋祭り。布団太鼓、獅子舞が奉納される。地区ごとに獅子舞が奉納され、前開下の獅子舞では、獅子に子供が乗ったりする。
なお、式内社「物部神社」の論社は他に、市内西区押部谷町細田の可美真手命神社がある。
【ご利益】
厄災除け、事業成功、病気平癒

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・兵庫県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、兵庫県に鎮座している神社の一覧
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伊川谷惣社(いかわだにそうじゃ)は、兵庫県神戸市西区池上にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 明石郡「物部神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。
惣社神社とも、単に惣社とも呼ばれる。現在は、「伊川谷惣社前」というバス停がある。
住所は、伊川谷町上脇1005、伊川谷町上脇字鬼神山1005などとも。この「鬼神山」という地名は、当社にちなむ。
当社背後にあたる鬼神山には数基の古墳が確認されており、鏡や土器の形式から4世紀のものと推定されている。
社伝によれば、神功皇后が三韓征伐からの帰途、当地に立ち寄り大己貴尊を祀ったのが始まり。
『日本書紀』の廣田神社・生田神社・長田神社・住吉大社創建の記述と似ているが、『日本書紀』には神戸市の海神社などと同様、当社に関する記述はない。
その後、衰微していたが、平安時代の延久3年(1071年)に再建されたと伝えられている。
『国内鎮守大小明神社記』所載の明石郡九座の一つである惣部明神にも比定される。
「惣社」と呼ばれるようになったのは鎌倉時代以降ともされる。
江戸時代になると、明石城主の崇敬が篤く、3石の黒印領を寄進した。現在の本殿は、江戸時代中期の宝暦11年(1761年)、旧社殿の古材を用いて造営されたもの。
現在は、経津主尊・武甕槌神・素盞鳴尊を配祀する。
例祭は毎年10月第1土・日曜日で秋祭り。布団太鼓、獅子舞が奉納される。地区ごとに獅子舞が奉納され、前開下の獅子舞では、獅子に子供が乗ったりする。
なお、式内社「物部神社」の論社は他に、市内西区押部谷町細田の可美真手命神社がある。
【ご利益】
厄災除け、事業成功、病気平癒

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