山王宮・八剣大明神・両村神社と称された、市内第2位の大クス
堤根神社 大阪府門真市大字稗島422
[住所]大阪府門真市大字稗島422
[電話]072-884-4040

堤根神社(つつみねじんじゃ)は、大阪府門真市稗島にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 河内国 茨田郡「堤根神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創建年代は不詳。御祭神は天照皇大神素盞嗚神大己貴神(大国主命)。

安土桃山時代の文禄3年(1594年)の検地帳に、稗島村・桑才村の氏神として「山王宮」と記されている。

「山王」の社名は大己貴神を祀ることによるものとみられる。

江戸時代中期の享保10年(1725年)の検地帳では、「八剣大明神」とある。これは素盞嗚神を祀ることによるものとみられる。

元文3年(1738年)の文書では、これに天照大神を加えた三座を祀ると記されている。

明治12年(1879年)の『北河内郡神社財産登録』では社名が「両村神社」となっており、御祭神は天照大神一座となっている。社名は2ヶ村の氏神だということによる。

明治41年(1908年)、式内社「堤根神社」の後裔であるとして現社号に改称した。

式内社であることを示す資料はなく、式内社を名乗ることで、当時盛んに行われていた神社合祀を免れようとしたものとみられる。

しかし同じ年の8月に郷社三島神社に合祀された。昭和21年(1946年)に三島神社から独立して旧地に復興された。例祭は10月第3日曜日。

境内には、稗島のクス(稗島の楠)と呼ばれる、樹高約10メートル、幹周7メートル、推定樹齢400年の巨樹がある。

地上1メートルあまりで三幹に分かれ、枝は四方に広がり、生育は良好。市内の樹木では薫蓋クスに次ぐ規模。府の天然記念物に指定されている。

このクスのある三庄橋付近は、明治末ごろまで、古川筋の乗船場であり、大阪へ船で行く人たちも多く、休憩所や船宿もあった。しかし京阪電鉄開通後、次第にさびれた。

式内社「堤根神社」の論社は他に、市内宮野町に同名の神社がある。

【ご利益】
厄災除け、縁結び、開運招福
堤根神社 大阪府門真市稗島
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